ケアマネの過去問
令和3年度(第24回)
保健医療サービスの知識等 問30

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この過去問の解説 (4件)

01

正解は2.3.4です。

1.熟眠障害とは、寝たという満足感がない状態で、目覚めた時に睡眠不足を感じる状態です。眠りが浅いときなどに起こります。

5.ヒートショックとは、気温の変化によって血圧が上下し、心臓や血管の疾患が起こることです。冬のトイレやお風呂場・脱衣室との温度差で起こることがあります。

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02

正解は2・3・4です。

2→唾液には、口腔内の自浄作用があります。高齢期には、唾液の分泌量が少なくなると言われています。

3→歯磨きや義歯の洗浄を行い、口の中の細菌の数や食べかすを減らすことは、誤嚥性肺炎予防に有効です。

4→義歯が合わない時は、歯科受診を行います。定期検診を受けるのが望ましいです。

その他の選択肢については、次の通りです。

1→予定より早く目覚め、その後眠れなくなってしまうことを早朝覚醒といいます。熟眠障害ではありません。よって誤りです。

5→ヒートショックとは、気温の急激な変化により血圧が上下し、心臓や血管の疾患が起こることをいいます。暑熱環境による障害ではありません。よって誤りです。

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03

解説は以下のとおりです。

選択肢1. 予定より早く目覚め、その後眠れなくなってしまうことを熟眠障害という。

不適切です。記述内容は「早期覚醒」を指します。熟眠障害とは、睡眠時間を十分確保できていてもぐっすり眠った感じがしない状態を言います。

選択肢2. 唾液には、口腔内の自浄作用がある。

適切です。唾液には自浄作用があるものの、高齢者は唾液の分泌が少なくなるため、口腔ケアが重要となってきます。

選択肢3. 誤嚥性肺炎の発症を防ぐには、口腔内の環境を整えることが重要である。

適切です。食事後の残渣物により誤嚥性肺炎を発症することもありますので、食事後の口腔ケアは重要です。

選択肢4. 本人から訴えがなくとも、義歯が合わないなど口腔に何らかの問題がある場合には、歯科受診を検討する。

適切です。口腔に何らかの問題があると食事がうまく噛めない、その結果誤嚥性肺炎になる可能性も高くなってきますので、歯科受診を検討することは適切です。

選択肢5. ヒートショックとは、暑熱環境における身体適応の障害によって起こる病態である。

不適切です。ヒートショックとは、例えば入浴時、脱衣所とお風呂場の温度差が激しい時に血圧の変化により心臓発作などが起こることを言います。

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04

正解は2.3.4です。

1.✖ 予定より早く目覚め、その後眠れなくなってしまうことは、早朝覚醒といいます。熟眠障害は、眠りが浅いときなどに起こります。

2.〇 その通りです。高齢期には、唾液の分泌量が少なくなるため、肺炎などのリスクが高くなります。

3.〇 その通りです。口腔内環境を清潔にしておくことは、誤嚥性肺炎予防に有効です。

4.〇 その通りです。受診できない場合には、訪問歯科診療などを利用しましょう。

5.✖ ヒートショックとは、急激な温度の変化で身体がダメージを受けることを言います。冬のトイレやお風呂場・脱衣室などで起こることがあります。

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