危険物取扱者試験 乙4の過去問 | 予想問題の解説つき無料問題集

動植物油類とは

危険物取扱者試験では、「動植物油」という言葉がよく出てきます。ここでは、動植物油とは一体何かということと、出題のポイントを説明していきたいと思います。

動植物油について、一度頭の中に入れておきたいこと

ここでは、試験では聞かれないものの、一度読んで頭の中に入れておけば、出題のポイントを思い出しやすくなるという点に触れたいと思います。闇雲に出題項目を覚えるよりも、関連付けて覚える方が何倍も効率がよく、記憶している時間も長いことをご存知の方も多いと思います。

「動植物油」とは、動物の脂肉等または植物の種子、果肉から抽出した液体です。「〇〇油」の「〇〇」の部分に、植物や動物の名前が入っていると動植物油になります。

動植物油に起因する事故には以外と身近なものがあります。「ごみ箱がいきなり燃え出した」などという事故は、動植物油が原因である可能性も考えられます。

自然発火するという点が動植物油の最大の特徴ですが、他の種類の危険物でも自然発火は起こります。ただ、発火点の温度(自然発火するのに必要な温度)が高いため、常温下ではまず自然発火は起こりません。ところが、動植物油では、常温下であっても酸化熱によって勝手に温度が上がり、発火点に達して自然発火するという現象が起こるのです。

試験で聞かれること

試験では、他の第4類とは少し傾向が異なり、自然発火に関する事項がよく出題されています。

酸化熱について


動植物油の最大の特徴は、酸化熱による自然発火です。

試験で問われるのは、自然発火しやすい油とその油はヨウ素価が高いという点です。
ここでは、覚えやすいように酸化熱について少し説明させてください。燃焼の概念も少し含まれますので、他の項目の勉強にも繋げることができます。

空気(酸素を含む混合物)に曝しておくと酸化が起こります。この酸化の過程で発生する熱を「酸化熱」と言います。

この点を考慮に入れると、次の①および②の場合は、自然発火しやすいと思われるのはないでしょうか。
①容器のふたを開けた。
②容器の中の液が減り容器の中の空間が増えて、空気に曝される機会が多くなった。

しかし、実は、このような場合は自然発火は起こりにくいのです。ひとつは、空気との接触面が少ないからであり、もうひとつは、空気が供給され続けなければ発火しないからです。

では、なぜ、動植物油の自然発火が問題になっているのでしょうか。

使用後の処理の仕方によっては、空気との接触面の増大と空気の継続的な供給が同時に起こるからなのです。

たとえば、乾性油をウェス(布のようなもの)で拭きます。その状態で放置しておくと、自然発火します。布には細かい穴が開いているため、布で油を拭きとると、油の水滴の一つ一つに空気が触れることになります。すると、液体のまま置いてあるよりも空気との接触面がはるかに増え、放置することによって空気が供給され続けます。さらに、布は可燃物でもあることから、この状況は、焚火に薪をくべている状況と同じと言えます。

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