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精神保健福祉士の過去問 第23回(令和2年度) 人体の構造と機能及び疾病 問4

問題

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日本におけるがん(悪性新生物)に関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。
(注)「死亡率」とは、年齢構成を基準人口で調整した「年齢調整死亡率」を指す。
   1 .
近年において、がんは死因の第2位となっている。
   2 .
がんと食生活は関係がない。
   3 .
早期発見を目的とするがん検診は、がんの一次予防である。
   4 .
近年の傾向として、胃がんの「死亡率」は低下している。
   5 .
がんの治療は、手術療法に限られる。
( 第23回(令和2年度) 精神保健福祉士国家試験 人体の構造と機能及び疾病 問4 )
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この過去問の解説 (4件)

29

この問題は悪性新生物(がん)についての問題です。それぞれの年齢調整死亡率はその年代の原因別で違うため、その違いを学習するかも国家試験の問題を解くカギとなります。

1→✕ 近年の死因の原因として、がんは死因の第1位とされています。

2→✕ がんは食生活に大きく関係しており、食生活の乱れから生活習慣病を引き起こすとがんに罹患するリスクも高くなります。

3→✕ がんの早期発見は1次予防ではなく2次予防になります。

4→〇 胃がんはヘリコバクターピロリ菌の感染が主原因になりますが、胃検診の普及により減少傾向にあります。

5→✕ がん治療は手術療法だけでなく、薬物療法化学療法等も存在します。

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10

1、不適切です。日本における死因の第一位が「がん」となっています。第二位は心疾患です。

2、不適切です。大腸がんなどは高脂質・高カロリーな食生活などが発生原因の一つとされています。

3、不適切です。がんの一次予防は発がんのリスクを減らすライフスタイルを送る事を言います。がん検診は二次予防にあたります。

4、適切な内容です。胃がん検診の受診率が上昇しており、胃がんの早期発見に繋がっています。そのため、胃がん発症者自体は増加していますが、死亡率は低下しています。

5、不適切です。手術療法以外にも抗がん剤治療などの化学療法や、免疫療法など様々な治療方法が確立されています。

5

正解は4です。

1 ×

昭和56年以降、死因の第1位はがん(悪性新生物)です。

2 ×

大腸がんや胃がんなど、がんと食生活は関連があるといわれています。

3 ×

がん検診は、がんの早期発見・早期治療を目指して行われますが、これは2次予防に相当します。

1次予防は、がんのリスク等に関する科学的根拠に基づき、がんのリスクを減少させ、予防することです。

4 ○

近年胃がんの死亡率は減少傾向にあり、昭和40年に男性59.4女性35.5だったものが、令和元年には、男性46.6女性23.4となっています(いずれも人口10万対)。

5 ×

がんの治療としては、手術療法のほか、化学療法、放射線療法などがあります。

4

正解は4です。

胃がんの減少は、原因の一つのピロリ菌の感染率減少や検診などによる早期発見・早期治療により死亡率が低くなっているためと考えられます。

各選択肢については以下のとおりです。

1→近年の死因の1位はがん、2位は心臓疾患とされています。

2→がんと食生活は関係していて、食生活の乱れ、飲酒などはがんのリスクとなり得ます。

3→がん検診は二次予防に該当します。がんの一次予防は、食事、飲酒、煙草、運動など生活習慣の見直し、改善を行なうことです。

5→がんの治療法には、手術療法に限らず化学療法、薬物療法などがあります。

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