宅地建物取引士資格試験の過去問 | 予想問題の解説つき無料問題集

賃貸借契約と使用貸借契約の違いについて

こんにちは!さて、みなさんは「賃貸借契約」と「使用貸借契約」の違いをご存知ですか。宅建試験でも問われるテーマですので、ここでしっかり理解しましょう。

使用貸借契約とは

まず、「使用貸借契約」についてみていきましょう。
「使用貸借契約」とは、いわゆる「その対象物を使用する目的で結ぶ貸借契約です。」

例えば、Aさんが遠出したいけど、移動手段がない!という時に、Bさんから車を借りるとします。
BさんがタダでAさんに車を貸していたら、「使用貸借契約」です。

使用貸借は、基本的にモノの使用が目的で、お金をとりませんので、貸し手が立場的に強いです。

まず、貸し手が変わって「返せ」と言われても、借り手は反論すること(=対抗)することができません。

また、契約期間満了前でも、その使用目的を達成した場合、貸し手は直ちに返還請求できます。
例えば、上記の例では、Aさんが1週間車を借りる契約を結んでいたが、遠出が3日で終わった場合、Bさんは4日目で車を返してと言えるのです。

さらに、この使用貸借契約は、借り手の死亡によって効力が消えます。

賃貸借契約とは

続いて、賃貸借契約を見ていきましょう。

賃貸借契約とは、貸し借りの契約に「賃料」が発生する契約のことです。
(使用貸借契約よりなじみがあると思います。)

例えば、先ほどの例で、BさんがAさんに500円/時と、賃料を設定し契約した場合、それは「賃貸借契約」となります。

賃料が発生しますから、「使用貸借契約」と比較して、「借り手」の立場も強いです。

まず、貸し手が変わった場合、新しい貸し手が対抗要件(不動産なら登記、動産なら引き渡し)を備えない限り、借り手は目的物を返せと言われても拒否できます。
また、対抗要件がない新しい貸し手への賃料の支払いも拒むことができます。

さらに、基本的に民法上の賃貸借契約の期間は20年までの上限で設定することができ、貸し手が一方的に解約させることはできないのが原則です。
尚、契約期間を定めない場合でも、土地は1年、建物は3か月、動産は1日と最低契約期間が定められています。

また、「賃借人」の立場は相続することが可能です。
上記の例だと、Aさんが亡くなった場合、その子供CさんがBさんに賃料を払うことで車を使用できます。

使用貸借契約と賃貸借契約の違い

さて、ここで使用貸借契約と賃貸借契約の違いをまとめてみましょう。

使用貸借契約

賃貸借契約

宅建では、当然のことながら、土地、建物の場合の使用貸借、賃貸借の違いを問うてきます。
問題文を読み、どの場合にどんな条件が当てはまるのか、一つづつ確認することが大事です。

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