登録販売者試験の過去問 | 予想問題の解説つき無料問題集

医薬品の副作用と相互作用

医薬品は人体に取り込まれることでその作用を発言させます。作用には、期待される薬効としての「主作用」、意図しない「副作用」、複数の医薬品や食品によって発現する「相互作用」の3つがあります。

主作用( 薬効 )

意図的に期待される有益な効果のことを主作用といいます。

ポイントは「 期待される 」という部分です。
解熱鎮痛薬であれば熱を下げ、痛みを鎮める作用が主作用になります。

この成分、この薬は何に対して効くのか?という視点で捉えるとわかりやすいでしょう。
一般用医薬品であれば「 効能効果 」として明記されています。

副作用

WHO( 世界保健機関 )の定義によれば、

「 疾病の予防、診断、治療のため、又は身体の機能を正常化するために、人に通常用いられる量で発現する医薬品の有害かつ意図しない反応 」

とされています。

また、独立行政法人医薬品医療機器総合機構( 総合機構 )では、

「 許可医薬品が適正な使用目的に従い適正に使用された場合においてもその許可医薬品により人に発現する有害な反応 」

と定義しています。
これらの文章は頻出問題の一つですので、丸覚えする必要があります。

副作用には主に次の2つがあります。

薬という物質、つまり薬物が、生物の生理機能に影響を与えることを薬理作用と言います。
広い意味で捉えれば、主作用も副作用も薬理作用にあたります。


医薬品の効き目はそのすべてが解明されていないため、期待される有益な反応( 主作用 )以外に、好ましくない反応( 副作用 )を表すことがあります。

この好ましくない反応を薬理作用による副作用といいます。

( 例:ジフェンヒドラミンなど抗ヒスタミン成分が配合された鼻炎薬による眠気、喉の渇きなど )

アレルギーとは、免疫機構が過敏に反応することにより引き起こされる好ましくない炎症反応の総称です。

身体のいろんな部位に生じる炎症をアレルギー症状といい、結膜炎症状、鼻炎症状、皮膚症状、浮腫みなど、その位置も症状も、発生するかどうかすらも把握しづらい症状です。
また、基本的に薬理作用のない添加物もアレルゲンとなりえます。

ポイントは「 免疫機構が過敏に反応することで生じる炎症 」という箇所です。

試験問題における副作用の注意点として、

特段の不都合を生じないのであれば、副作用とは扱わない。

ということが挙げられます。

例えば、市販の睡眠導入剤の主成分は、そのほとんどがジフェンヒドラミンです。
鼻炎薬としてみた場合、ジフェンヒドラミンによる眠気は副作用になりますが、睡眠導入剤としてみると、眠気は不都合を生じませんので副作用ではありません。

相互作用

「 複数の医薬品を併用した場合、又は保健機能食品( 特定保健用食品、栄養機能食品及び機能性表示食品 )や、いわゆる健康食品を含む特定の食品と一緒に摂取した場合に、医薬品の作用が増強したり、減弱したりすることを相互作用という 」( 厚生労働省:試験問題の作成に関する手引き7項 )

とされています。
いわゆる飲み合わせ、食べ合わせです。

相互作用には以下の2つがあります。

相互作用に関する注意点として、

ということが挙げられます。

特に、医療用医薬品との飲み合わせについては、登録販売者では知識や指導が行き届かない場合が多いため、医師や薬剤師に相談するよう促すことも必要です。

まとめ

一般の消費者にとって何が効くのか、何を飲んではいけないのかを判断することは困難といえます。
そんな時に頼られるのが登録販売者です。

飲んではいけない薬、飲まなくても良い薬など、消費者の立場に立った視点で学習することが、理解を深め実務に役立てる一番の近道といえるでしょう。

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