一般用医薬品の併用について | 登録販売者の解説つき無料問題集 - 過去問.com

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一般用医薬品の併用について

「風邪薬と頭痛薬って一緒に飲んでもいいの?」など、医薬品の併用に関する質問を受けることがあるかと思います。どう答えれば良いのでしょう?そもそも知らなければ答えようもありません。試験でよく出る併用禁忌を開設していきます。

基本的に併用はオススメしない

2. 医薬品の副作用と相互作用( https://kakomonn.com/tourokuhanbaisha/lesson/806/
でも説明したように、医薬品はその作用のすべてが解明されているわけではありません。

ですから、一般用医薬品同士、あるいは一般用医薬品と医療用医薬品などの併用は基本的に避けます。

そもそも、

複数の医薬品を併用する=複数の疾病を抱えている

ということですから、医師の診察を受けるのが一番です。

作用が重複する組み合わせは特に避ける

総合感冒薬( 風邪薬 )の成分は、概ね

  • 解熱鎮痛成分( アセトアミノフェン、イブプロフェン、エテンザミド等 )
  • 抗ヒスタミン成分( クロルフェニラミンマレイン酸塩、メキタジン、ジフェンヒドラミン塩酸塩等 )
  • 鎮咳成分( コデイン、エフェドリン、デキストロメトルファン等 )
  • 去痰成分( グアイフェネシン、ブロムヘキシン塩酸塩等 )
  • 抗炎症成分( グリチルリチン酸、トラネキサム酸、リゾチーム等 )

このような構成になっています。

つまり、総合感冒薬と一緒に咳止めや鼻炎薬を飲むと成分や作用が重複します。
コデインが増えれば虚脱感の危険性が増し、ジフェンヒドラミンが増えれば眠気を催す可能性が高くなります。
同時に、副作用のリスクも高まります。

1日の摂取量上限には特に注意する

カンゾウの過剰摂取は偽アルドステロン症を招き、カフェインの過剰摂取は胃を荒らし吐き気を催します。
これらは様々な医薬品に配合される他、食品からも容易に摂取できてしまうため特に注意が必要です。

摂取量上限はそれぞれ、

カンゾウとして5g( グリチルリチンとして200㎎ )
カフェイン1回200㎎、1日全体で500㎎

となっています。

医療用医薬品との併用について

「 病院で薬をもらっているけど、この薬飲んでもいいの? 」

というような質問は、実際に勤務していると非常に多く受けます。
とはいえ、登録販売者ではその可否がわかりません。

また、医療用医薬品の服用を個人の判断でやめてしまうことは疾病の治療に悪影響を及ぼします。

こういった質問の際は、かかりつけの主治医に尋ねるよう促すことが必要です。

最後に、試験によく出る併用禁忌の組み合わせを以下に挙げておきます。

試験によく出る併用禁忌の組み合わせ

  • ダイオウを含む漢方処方製剤または瀉下薬とほかの瀉下薬
  • 駆虫薬とヒマシ油

上記の組み合わせは、急激で強い瀉下作用を示すため併用禁忌とされています。

  • モノアミン酸化酵素阻害剤( セレギリン塩酸塩等 )とプソイドエフェドリン塩酸塩

相互作用によって血圧を上昇させるおそれがあるため併用禁忌とされています。

  • インターフェロン製剤と小柴胡湯、小柴胡湯を含む風邪薬

間質性肺炎を起こしやすくなるため併用禁忌とされています。

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