登録販売者の過去問
平成27年度(地域1)
薬事に関する法規と制度 問98
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問題
登録販売者試験 平成27年度(地域1) 薬事に関する法規と制度 問98 (訂正依頼・報告はこちら)
医薬品等適正広告基準に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
a 承認されている効能効果のうち、一つの効能効果のみを抽出した広告を行うことは適正である。
b 漢方処方製剤の効能効果について、構成生薬の作用を個別に挙げて説明することは不適当である。
c 一般用医薬品と同じ有効成分を含有する医療用医薬品の効能効果をそのまま標榜ぼうすることは不適正である。
d 医薬品の使用前・使用後を示した写真を掲載することは、効能効果等の保証表現となるため、不適当である。
a 承認されている効能効果のうち、一つの効能効果のみを抽出した広告を行うことは適正である。
b 漢方処方製剤の効能効果について、構成生薬の作用を個別に挙げて説明することは不適当である。
c 一般用医薬品と同じ有効成分を含有する医療用医薬品の効能効果をそのまま標榜ぼうすることは不適正である。
d 医薬品の使用前・使用後を示した写真を掲載することは、効能効果等の保証表現となるため、不適当である。
- a 正 b 誤 c 正 d 誤
- a 正 b 誤 c 正 d 正
- a 正 b 正 c 誤 d 誤
- a 誤 b 正 c 正 d 正
- a 誤 b 正 c 誤 d 正
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この過去問の解説 (3件)
01
b.正しい文章です。漢方処方製剤の効能効果は配合されている個々の生薬成分の作用と直接関連しないため、構成生薬の作用を挙げて説明してはいけません。
c.正しい文章です。一般用医薬品と同じ有効成分を含有する医療用医薬品の効能効果をそのまま標榜することも承認されている内容を正確に反映した広告といえません。
d.正しい文章です。ビフォーアフターは事実でも広告として載せてはいけません。
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02
a.誤
承認されている効能効果のうち、一つの効能効果のみを抽出すると、虚偽または誇大広告となるおそれがあります。
b.正
漢方製剤の効能効果は、個々の生薬の相互作用によるものであるため、構成生薬の作用を個別に挙げて説明することは不適当です。
c.正
一般用医薬品と医療用医薬品とでは、有効成分が一緒でも含有量が違うことなどもあるため、効能効果をそのまま標榜することは不適正です。
d.正
医薬品の安全性や有効性が確実であるかのような誤解を生む表現は認められていません。
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03
正しい組み合わせは4です。
a~dの各文については以下のとおりです。
a.誤りです。
平成29年9月29日付の厚労省文書
「医薬品等適正広告基準の解説及び留意事項等について」の
「3.効果効能安全性関係」のところで、
「複数の効能効果を有する医薬品等を広告する場合、
そのうちから、特定 の一つの効能効果等を広告することは差し支えない。」
としながらも、条件が示されています。
よって、すべてにおいて「適正」とはいえません。
b~dについては正しい記載となっております。
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