登録販売者の過去問
平成30年度(東京都)
人体の働きと医薬品 問40

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

問題

登録販売者試験 平成30年度(東京都) 人体の働きと医薬品 問40 (訂正依頼・報告はこちら)

医薬品の副作用として現れる間質性肺炎及び喘(ぜん)息に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。

a  間質性肺炎の症状は、かぜや気管支炎の症状と区別が難しいこともある。
b  間質性肺炎は、一般的に原因となる医薬品の使用開始から1〜2日程度で起きることが多い。
c  喘(ぜん)息は、一般的に原因となる医薬品を使用後、1〜2週間程度で起きることが多い。
  • a:正  b:誤  c:誤
  • a:正  b:正  c:誤
  • a:誤  b:正  c:誤
  • a:誤  b:誤  c:正
  • a:正  b:誤  c:正

次の問題へ

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (3件)

01

答:1

a:正  症状は息切れ、息苦しさ等の呼吸困難、空咳、発熱等です。

b:誤  一般的に、医薬品の使用開始から1~2週間程度で起きることが多いです。

c:誤  喘息は、使用後1時間以内に起こり、軽症例では半日程度で回復しますが、重症例は24時間以上持続します。

参考になった数52

02

解答:1

a.正
間質性肺炎は、肺の間質が炎症を起こし、壁が厚く硬くなり、ガス交換が低下する病気です。

b.誤
間質性肺炎は医薬品の使用開始から1〜2週間程度で発症します。

c.誤
原因となる医薬品を使用後1時間以内のうちに症状が現れ、外用薬など内服以外でも発症することがあります。

参考になった数13

03

正解は 1 です。

a:正

間質性肺炎は、肺の中で肺胞と毛細血管を取り囲んで支持している組織(間質)が炎症を起こす病気です。

通常の肺炎は、気管支または肺胞が細菌感染して炎症を生じたものです。

b:誤

間質性肺炎は、一般的に原因となる医薬品の使用開始から1〜2週間程度で起きることが多いです。

症状は一過性に現れ、自然と回復することもありますが、悪化すると肺線維症に移行することがあります。

c:誤

喘(ぜん)息は、一般的に原因となる医薬品を使用後、短時間(1時間以内)で起きることが多いです。

内服薬のほか、座薬や外用薬でも誘発されることがあります。

参考になった数4