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内服ステロイドの長期使用による副作用について

副腎皮質から分泌されるホルモンは抗炎症作用・免疫抑制作用をもつため自己免疫疾患の患者さんに使用されます。その性質から長期に処方されることもある医薬品です。ここではステロイド薬の長期使用による副作用についてまとめてみましょう。

ステロイドとは?

医薬品としてのステロイドとは副腎皮質糖質コルチコイドを示します。

糖質コルチコイドの体内での働きには

などがあります。

ステロイド薬は抗炎症作用・免疫抑制作用を示すため、医薬品として利用されています。

それぞれ目的以外の作用が強く出たり、自己免疫異常だけでなくウィルスなどの外敵から身を守る免疫にも効果をあらわすために副作用が生じると考えられています。

ステロイド薬の副作用

ステロイド薬の主な副作用には以下のようなものがあります。


易感染性


骨粗しょう症

により骨粗しょう症のリスクが高まります。


高血糖

によって血中のグルコースが増え高血糖となります。


消化性潰瘍

により消化性潰瘍を発症することがあります。


精神症状

ステロイドの長期投与でよくみられる副作用です。
ステロイドサイコーシスとも呼ばれます。

の症状があらわれることがあります。


白内障および緑内障

いずれも生じる可能性があります。


筋力低下

ステロイドミオパチーとも呼ばれます。

によって生じるといわれています。


骨壊死症

により骨末端部細胞が死んでしまうことにより生じます。


高血圧

糖質コルチコイドであるステロイドですが、多少の鉱質コルチコイド作用も少なからずあわせもち、血圧を上昇させると考えられています。


副腎不全

外からステロイドをとっているため、自己の副腎でのステロイド生成能力がなくなり副腎が委縮してしまいます。
この状態でステロイドを注意することで自己の副腎皮質ステロイドが量が足りず、生じる副作用です。


クッシング症候群

脂肪組織での脂肪を分解し異なる場所に脂肪がつくことで生じます。
ムーンフェイス( 満月様顔貌 )野牛肩などがあります。
皮膚への障害によりにきび・多毛などの症状あります。

これらの症状は長期投与特有の症状になり、クッシング症候群と呼ばれています

まとめ

ステロイド薬はすぐれた抗炎症作用・免疫抑制作用をもち自己免疫疾患やアレルギー疾患・ぜんそく発作など様々な分野で用いられています。

その反面、自己の副腎皮質ステロイド以上に体内に取り込むことで様々な副作用が生じるということも覚えておきましょう。

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