薬剤師国家試験の過去問 | 予想問題の解説つき無料問題集

強心配糖体について

心不全や狭心症に用いられる薬に、強心配糖体があります。ステロイド骨格に糖が結合した構造をしています。それでは、強心配糖体に関して理解を得たいと思います。

強心配糖体について

心筋の収縮力を強める働きを有するステロイド配糖体のことで、天然由来のものがよく知られています。

心不全に対して用いられます。古くから民間薬としても用いられています。

以下に、代表的な強心配糖体を示します。


ジギトキシン

ジギタリスの葉から得られる強心配糖体で、3分子のジギトキソースを持ちます。このジギトキソースは、その名からも推察されるように、ジギトキシンに特徴的な糖です。
血中濃度の治療域と中毒域が近いので、投与中は注意が必要となります。

G-ストロファンチン

キョウチクトウ科のストロファンツスの種子から得られる強心配糖体です。
この物質は、心臓毒であるウワバインと同一物質で、アフリカの原住民の間では毒矢に用いられています。

強心配糖体の作用機序

心筋のNa+/K+-ATPaseを阻害します。その結果、Na+が細胞外に排出されず、K+が細胞内に取り込まれなくなります。

他方、フィードバックとして、Na+/Ca2+交換系が亢進し、Na+が細胞外に排出されるとともにCa2+が細胞内に入ってきます。

そして、心筋細胞内Ca2+の上昇によって心筋が収縮するのです。

強心配糖体の副作用

過剰に摂取すると、不整脈、嘔吐、頭痛などの副作用を引き起こすので、注意が必要です。

また、低カリウム状態では、ジギタリス中毒を起こすこともあります。

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