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クローン選択説について

抗原に対して特異的な免疫反応をとることができる仕組みとして、クローン選択説が提唱されました。それでは、クローン選択説に関して、理解を得たいと思います。

クローン選択説について

1957年にBurnetによって提唱された特異的な免疫反応の仕組みが、クローン選択説です。

任意の抗原に対して、それぞれ異なる受容体を一種類のみ発現しているリンパ球の中において、その抗原に特異的に結合するリンパ球がクローンとして増殖されるというものです。


具体的なメカニズムは、以下に示すような3段階に分けられます。


多様な反応性を示すリンパ球を創生する

リンパ球が発生する際、多種多様な抗原に対して特異的な反応を示すように個々で異なった細胞が生じます。

この際自己に対して反応するリンパ球は、未成熟な段階で除去されます。


抗原との結合による特異的なリンパ球を活性化する

数多くの種類が存在するリンパ球の中で、任意の抗体と特異的に結合するものが活性化されます。


抗体産生細胞となって特異的な抗体を分泌する

活性化されたリンパ球がクローンリンパ球として増殖して、特異的な抗体を大量に供給することができるようになるのです。

クローン選択説の実証

鳥ではファブリキウス嚢でB細胞が成熟し、ヒトでは骨髄でB細胞が産生されることが分かり、またT細胞の存在も明らかにされました。

そして利根川進により、任意の抗原に対して特異的に反応する抗体が作られる仕組みが明らかにされました。

抗体を発現する遺伝子が組み換えを起こしてとても多様な抗体を作ることを可能にしているというものです。

こうして、クローン選択説はおおむね正しいというように考えられています。

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