1級土木施工管理技術の過去問
平成25年度
(旧)平成25年〜27年度 問37

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問題

1級土木施工管理技術検定学科試験 平成25年度 問37 (訂正依頼・報告はこちら)

人工リーフの被覆工・中詰工に関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。
  • 被覆工は、屈とう性を持たす必要があるため、一般に被覆材には十分な質量の自然石やコンクリートブロックが用いられる。
  • 被覆工が大きな間隙を有する場合は、中詰工の表面付近には被覆工との間隙に入り込むよう小さな径を有する中詰材の層を設ける。
  • 被覆工の厚さは、形状不揃いな自然石あるいは丸みを帯びた自然石を使用する場合には自然石の代表径の2~3倍の厚さとする場合が多い。
  • 中詰工は、多くの場合砂質の海底地盤上に設置されるため、海底面となじみのよい10~500kg/個程度の自然石を用いる場合が多い。

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この過去問の解説 (2件)

01

〇大きな間隙を有する場合は大き目の中詰め材を用います。小さいと波により洗い流される可能性があります。

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02

1、設問の通り。
被覆工は、堤体全体が破壊されないように屈とう性を持たす必要があります。そのため被覆材には、十分な質量の自然石やコンクリートブロックが用いられます。

2、誤り。
被覆工が大きな間隙を有する場合は、中詰工の表面付近には被覆工の間隙に入り込まないように大きな径を有する中詰材の層を設ける必要があります。

3、設問の通り。
被覆工の厚さは、形状不揃いな自然石あるいは丸みを帯びた自然石を使用する場合には自然石の代表径の2~3倍の厚さとする場合が多く、形状の整っている自然石やコンクリートブロック使用する場合には、被覆材を一層に並べます。

4、設問の通り。
中詰工は、多くの場合砂質の海底地盤上に設置されるため、海底面となじみのよい10~500kg/個程度の自然石を用いる場合が多く、堤体の核となるのでもっとも重要な部分です。

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