1級土木施工管理技術の過去問
平成26年度
(旧)平成25年〜27年度 問66
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問題
1級土木施工管理技術検定学科試験 平成26年度 問66 (訂正依頼・報告はこちら)
施工計画の検討における留意事項に関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。
- 施工計画にあたっては、事前調査の結果や工事の制約条件、問題点を明らかにし、それを基に工事の基本方針を策定する。
- 施工手順は全体のバランスを考えるより、工期、工費に影響を及ぼす重要な工種を選定しその工種に作業を集中させる。
- 組合せ機械の選択は、可能な限り繰返し作業を増やすことにより習熟をはかり効率を高めるとともに、従作業の機械の施工能力は主作業の施工能力と同等あるいは幾分上回るよう留意する。
- 土木作業の施工可能日数を決定するには、工事の着手前に、当該地方の気象、地山性状、建設機械のトラフィカビリティーの調査などを行う。
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この過去問の解説 (2件)
01
事前調査では以下の2点を調査します。
・契約条件:契約書、設計図書など
・現場条件:地形、気象、用地、輸送、物価など
2.誤りです。
施工手順は全体のバランスを考えることが必要です。
3.正しい記述です。
従機械の能力が主機械と同等あるいは幾分上回るよう留意するのは、
従作業の遅れにより主作業の効率が下がることを避けるためです。
4.正しい記述です。
トラフィカビリティーとは、ある地面を建設機械が走るときの走行しやすさを示します。
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02
1.適当です。
本文で述べている通りです。
2.適当ではありません。
「全体のバランスを考えるより」とありますが全体のバランスを
重要視することが正解です。
3.適当です。
「同じ作業があるなら分散させずに集中して行う」
「従作業の機械能力が低い→主作業の機械にまで影響を及ぼす」ということです。
4.適当です。
外部作業で機械が必須である以上正しいことです。
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