1級土木施工管理技術の過去問
平成26年度
(旧)平成25年〜27年度 問70

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問題

1級土木施工管理技術検定学科試験 平成26年度 問70 (訂正依頼・報告はこちら)

原価管理に関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。
  • 原価管理の目的は、実際原価と実行予算を比較して差異を見出し、これを分析、検討して適時適切な処置をとり、実際原価を実行予算まで、ないしは実行予算より低くする。
  • 原価管理は、天災その他不可抗力による損害などの内容などについては考慮する必要はないが、条件変更など工事の変更、中止、物価、労賃の変動については考慮する必要がある。
  • 実行予算とは、具体的な施工計画、工程計画に基づいて算出した施工に必要な事前原価である。
  • 実行予算は、契約後に現地を詳細調査し契約図書を再度照査し直し、本格的な施工のための詳細施工計画を立て、見積りを見直して実態に即して作成する。

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この過去問の解説 (2件)

01

1.正しい記述です。

  原価管理の目的は、原価の低減です。同種工事にも役立てます。

2.誤りです。

  条件変更などの工事の変更、中止、物価、労賃の変動はもちろん、天災その他不可抗力による損害などについても考慮する必要があります。

3.正しい記述です。

  実行予算の作成により、利益目標を設定・管理、コストを把握します。

4.正しい記述です。

  設計変更があれば、それに応じた実行予算を作成します。

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02

1.適当です。

 原価管理の「目的」に関して本文の通りです。

2.適当ではありません。

 ある程度の不可抗力による損害も考慮に入れる必要があります。

3.適当です。

 実行予算=事前原価です。

4.適当です。

 実態に即して作成することが実行予算の基本です。 

  

参考になった数3