1級土木施工管理技術の過去問
平成26年度
(旧)平成25年〜27年度 問78

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問題

1級土木施工管理技術検定学科試験 平成26年度 問78 (訂正依頼・報告はこちら)

移動式クレーンの転倒防止策に関する次の記述のうち、適当なものはどれか。
  • 狭あい用地などで、移動式クレーンのアウトリガーの張出し幅を縮小せざるを得ない場合、定格荷重表又は性能曲線により、クレーンにその定格荷重を超える荷重を絶対に掛けないことを事前確認する。
  • クレーンの定格荷重とは、「つり荷」と「フック」「その他つり具等」の重量を合計したつり上げ許容荷重のことをいう。
  • クレーン作業中の強風は、つり荷が振れ、みかけ上の作業半径増大につながることがあるが、つり荷の重量は変わらないので、転倒に対する安定性も変わることはない。
  • クレーン機能付きバックホゥでクレーン作業を行う場合、車両系建設機械(整地・運搬・積込み・掘削用)の運転技能講習を修了していれば、運転操作に従事してよい。

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この過去問の解説 (2件)

01

1.正しい記述です。
  どんな場合でも、クレーンにその定格荷重を超える荷重を掛けてはいけません。

2.誤りです。
  クレーンの定格荷重とは、吊上げ荷重からつり具の重量を除いた荷重のことです。

3.誤りです。
  クレーン作業中の強風によって、転倒に対する安全性は低下します。

4.誤りです。
  吊上げ荷重に応じたクレーン運転の資格が必要です。
  また玉掛け作業については玉掛けの作業が必要です。

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02

1.適当です。

 「定格荷重」はアウトリガーの張り出しが最大の時に対してのものなので、

 この場合は定格荷重より下の吊り荷重になります。

 アウトリガーは基本最大張り出しです。

2.適当ではありません。

 「定格荷重=吊り上げ荷重ー吊り具等の荷重」です。

3.適当ではありません。

 転倒に対する安定性は低下します。 

4.適当ではありません。

 クレーン運転の資格(吊り上げ荷重に応じた)が必ず必要です。 

参考になった数1