1級土木施工管理技術の過去問
平成26年度
(旧)平成25年〜27年度 問77

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

問題

1級土木施工管理技術検定学科試験 平成26年度 問77 (訂正依頼・報告はこちら)

墜落による労働災害を防止するための安全ネット(防網)に関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。
  • 高さが2m以上の作業床の開口部などで囲いや覆いなどの設置が著しく困難な場所などで作業するときは、安全ネットを設置し、更に安全帯を使用するなどして墜落を防止する。
  • 過去に人体又はこれと同等以上の重さを有する落下物による衝撃を受けた安全ネットについては、所定の強度があることを確認した上で使用する。
  • 安全ネットは、使用開始後1年以内及びその後6箇月以内ごとに1回、定期に試験用糸についての等速引張試験を行い、所定の強度があることを確認し使用する。
  • 安全ネットの取付けは、ネット周辺の支持間隔などからネットの垂れ、ネットと地表面及び作業床の垂直距離を計算し、設置方法が妥当であることを確認し設置する。

次の問題へ

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (2件)

01

1.正しい記述です。

2.誤りです。
  再使用してはいけません。
  他に、破損した部分が補修されていないネット、強度が不明なネットも使用してはいけません。

3.正しい記述です。
  使用状態の近似した多数のネットがある場合、そのうちの5枚以上を無作為に抽出し等速引張試験を実施すれば、他のネットについては省略することができます

4.正しい記述です。
  「墜落による危険を防止するためのネットの構造等の安全基準に関する技術上の指針」に示されています。

参考になった数12

02

1.適当です。

 高さ「2m以上」を覚えておいてください。

2.適当ではありません。

 この本文のパターンは頻出です。

 「人体又はこれと同等以上の重さを有する落下物による衝撃

 を受けた安全ネット」については「再使用はできません。」

3.適当です。

 本文の通りの頻度での試験、確認が必要です。

4.適当です。

 本文の通りです。 

参考になった数1