1級土木施工管理技術の過去問
平成27年度
(旧)平成25年〜27年度 問81
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問題
1級土木施工管理技術検定学科試験 平成27年度 問81 (訂正依頼・報告はこちら)
事業者の行う土止め支保工に関する記述のうち、労働安全衛生規則上、誤っているものはどれか。
- 土止め支保工を組み立てるときは、あらかじめ、組立図を作成し、かつ、当該組立図により組み立てなければならない。
- 切りばり及び腹おこしは、脱落を防止するため、矢板、くい等に確実に取り付ける。
- 土止め支保工の部材の取付けにおいては、火打ちを除く圧縮材の継手は重ね継手としなければならない。
- 中間支持柱を備えた土止め支保工にあっては、切りばりを当該中間支持柱に確実に取り付ける。
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この過去問の解説 (2件)
01
(部材の取付け等)
第三百七十一条 事業者は、土止め支保工の部材の取付け等については、次に定めるところによらなければならない。
一 切りばり及び腹おこしは、脱落を防止するため、矢板、くい等に確実に取り付けること。
二 圧縮材(火打ちを除く。)の継手は、突合せ継手とすること。
三 切りばり又は火打ちの接続部及び切梁と切梁との交さ部は、当て板をあててボルトにより緊結し、溶接により接合する等の方法により堅固なものとすること。
四 中間支持柱を備えた土止め支保工にあつては、切りばりを当該中間支持柱に確実に取り付けること。
五 切りばりを建築物の柱等部材以外の物により支持する場合にあつては、当該支持物は、これにかかる荷重に耐えうるものとすること。
1.設問のとおりです。組立図には部材の配置、寸法、材質、取付の時期及び順序の明示をします。
2.設問のとおりです。腹起しは、土留め壁からの土圧を受け止め、切梁に均等に荷重を伝達させます。
3.誤りです。土留め支保工の部材は「突き合わせ継手」としなければなりません。
4.設問のとおりです。
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02
1→設問通りです。
事業者は、土止め支保工を組み立てるときは、
あらかじめ、組立図を作成し、当該組立図により組み立てなければなりません。
2→設問通りです。
切りばり及び腹おこしは、脱落を防止するために、
矢板、くい等の堅固なものに確実に取り付けます。
3→誤りです。
土止め支保工の部材の取付けにおいては、圧縮材は、突合せ継手とします。
コーナーの火打ち梁のみ、重ね継手とします。
4→設問通りです。
中間支持柱を備えた土止め支保工にあっては、
切りばりを当該中間支持柱に確実に取り付けます。
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