1級土木施工管理技術の過去問
平成29年度
選択問題 問18
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問題
1級土木施工管理技術検定学科試験 平成29年度 選択問題 問18 (訂正依頼・報告はこちら)
鋼道路橋の溶接に関する次の記述のうち、適当なものはどれか。
- 溶接ビード及びその近傍には、いかなる場合も溶接割れがあってはならないが、割れの検査は肉眼で行うのを原則とし、疑わしい場合には超音波探傷試験を行う。
- アンダーカットは、いかなる場合もあってはならないが、オーバーラップは規定の範囲内であれば許容され仕上げをしなくてよい。
- 外観検査で不合格となったスタッドジベルは、全数ハンマー打撃による曲げ検査を行い、外観検査に合格したものは曲げ検査を行わなくてよい。
- 設計図書において特に仕上げの指定のない開先溶接の余盛りは、ビード幅と余盛高さが規定の範囲内であれば仕上げをしなくてよい。
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この過去問の解説 (2件)
01
割れの検査で肉眼で疑わしい場合には、磁粉探傷試験又は浸透探傷試験を用います。
2.適当ではありません。
アンダーカットは0.5㎜以下でなければいけません。またオーバーラップはあってはいけません。
3.適当ではありません。
外観検査合格となったスタッドジベルは、その1%について抜き取り曲げ検査を行わなくてはなりません。
4.問題文の通りです。
ビード幅(B[mm])と余盛高さ(h[mm])において、[ B <15 : h ≦ 3 ] [15≦ B <25 : h≦ 4 ] [25≦B : h≦(4/25)・B] であれば、仕上げをしなくてもよいとなっています。
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02
1→誤りです。
溶接ビード及びその近傍には、いかなる場合も溶接割れがあってはなりません。
割れの検査は肉眼で行い、疑わしい場合には磁粉探傷試験を行います。
2→誤りです。
アンダーカットは、規定範囲内であれば、許容されるので、仕上げをしなくてよいです。
一方、オーバーラップは、いかなる場合もあってはなりません。
3→誤りです。
外観検査で不合格となったスタッドジベルは、全数ハンマー打撃による曲げ検査を行い、
外観検査に合格したスタッドジベルについても、
その1%に対して、ハンマー打撃による曲げ検査を行います。
4→設問通りです。
開先溶接の余盛りは、
ビード幅と余盛高さが規定の範囲内であれば仕上げをしなくてよいです。
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