1級土木施工管理技術の過去問
平成29年度
必須問題 問78
このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。
問題
1級土木施工管理技術検定学科試験 平成29年度 必須問題 問78 (訂正依頼・報告はこちら)
建設工事の安全対策に関する次の記述のうち、労働安全衛生法令上、誤っているものはどれか。
- ロープ高所作業となる法面保護工事においては、危険防止のためメインロープ及びライフラインは作業箇所の上方にある同一の支持物に外れないように緊結し作業する。
- 架空電線に近接する場所で建設工事を行う場合は、感電の危険が生ずるおそれのあるときは、充電電路の移設、感電の危険を防止する囲いの設置、又は充電電路に絶縁用防護具を装着する。
- 新たに現場に入場する作業者の労働災害防止のため、新規入場時教育として現場の状況、担当する作業内容、立入禁止区域、安全作業等について十分教育する。
- 移動式クレーン作業中は、吊り荷の直下のほか、吊り荷の移動範囲内で、吊り荷の落下による危険のある場所への人の立入りを禁止する。
正解!素晴らしいです
残念...
この過去問の解説 (2件)
01
1:適当ではありません。ロープ高所作業となる法面保護工事においては、危険防止のためメインロープ及びライフラインは作業箇所の上方にあるそれぞれ異なる堅固な支持物に外れないように緊結し作業する必要があります。(労働安全衛生規則第539条の3)
2:適当です。架空電線に近接する場所で建設工事を行う場合は、感電の危険が生ずるおそれのあるときは、充電電路の移設、感電の危険を防止する囲いの設置、又は充電電路に絶縁用防護具を装着する必要があります。
3:適当です。新たに現場に入場する作業者の労働災害防止のため、新規入場時教育として現場の状況、担当する作業内容、立入禁止区域、安全作業等について十分教育する必要があります。
4:適当です。移動式クレーンの作業中は、吊り荷の直下のほか、吊り荷の移動範囲内で、吊り荷の落下による危険のある場所への人の立入りは禁止されています。
参考になった数15
この解説の修正を提案する
02
「安全対策」に関する、「労働安全衛生法令」上誤っているものを選ぶ問題です。
労働安全衛生法令をすべて覚えていなくても明らかに矛盾する箇所がありますのでよく読み解きましょう。
1.誤っています。
メインロープとライフラインを同一の支持物に緊結していますね。
これでは支持物に不具合があった場合、安全の意味をなくしてしまいます。
正しくは「それぞれ異なる堅固な支持物」です。
(労働安全衛生規則第539条の3)
2.正しいです。
本文の通りです。(労働安全衛生規則第2編第5章電気による危険の防止)
3.正しいです。
労働安全衛生上当然の行為です。
4.正しいです。
これも労働安全衛生上当然の行為です。
参考になった数4
この解説の修正を提案する
前の問題(問77)へ
平成29年度問題一覧
次の問題(問79)へ