1級土木施工管理技術の過去問
平成29年度
必須問題 問77

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問題

1級土木施工管理技術検定学科試験 平成29年度 必須問題 問77 (訂正依頼・報告はこちら)

施工中の建設工事現場における異常気象時の安全対策に関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。
  • 気象情報などは、常に入手に努め、事務所、現場詰所及び作業場所への異常情報の伝達のため、複数の手段を確保し瞬時に連絡できるようにすること。
  • 警報及び注意報が解除された場合は、点検と併行しながら中止前の作業を再開すること。
  • 予期しない強風が吹き始めた場合は、特に高所作業は作業を一時中止するとともに、物の飛散防止措置を施し、安全確保のため監視員、警戒員を配置し警戒すること。
  • 大雨などにより、大型機械などの設置してある場所への冠水流出、地盤の緩み、転倒のおそれなどがある場合は、早めに適切な場所への退避又は転倒防止措置をとること。

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この過去問の解説 (2件)

01

【正解2】

1:適当です。気象情報などは、常に入手に務め、事務所、現場詰所及び作業場所への異常情報の伝達のため複数の手段を確保し瞬時に連絡できるようにする必要があります。(土木工事安全施工技術指針第2章第7節)

2:適当ではありません。警報及び注意報が解除された場合は、作業再開前に、工事現場の地盤の緩みや崩壊、陥没等の危険がないか入念に点検を行う必要があります。

3:適当です。予期しない強風が吹き始めた場合は、特に高所作業は作業を一時中止するとともに、物の飛散防止措置を施し、安全確保のため監視員、警戒員を配置し警戒する必要があります。

4:適当です。大雨などにより、大型機械などの設置してある場所への冠水流出、地盤の緩み、転倒のおそれなどがある場合は、早めに適切な場所への退避又は転倒防止措置をとる必要があります。

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02

「異常気象時」の「安全対策」に関する問題です。

よく読み解くと矛盾があります。

1.適当です。

 本文の通りです。

2.適当ではありません。

 ×点検と併行しながら 

 → 点検を完了し、安全を確認した後でなければなりません。

3.適当です。

 本文の通りです。

4.適当です。

 本文の通りです。 

参考になった数6