1級土木施工管理技術の過去問
平成29年度
必須問題 問83

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問題

1級土木施工管理技術検定学科試験 平成29年度 必須問題 問83 (訂正依頼・報告はこちら)

建設工事で使用される貸与機械の取扱いに関する次の記述のうち、適当なものはどれか。
  • 貸与機械の貸与者は、貸与前に当該機械を点検し、異常を認めたときは補修その他必要な整備の方法を使用者に指導する。
  • 建設機械・車両を運転者付きで貸与を受け使用開始する場合、一般の新規入場者と同様の新規入場時教育を行う必要はないが、当該機械の操作に熟練した運転者とする。
  • 貸与機械の貸与者は、貸与する大型ブレーカ付き車両系建設機械を使用して特定建設作業を行う場合には、実施の届出を申請しなければならない。
  • 運転の資格に規制のない貸与機械の取扱い者については、作業の実態に応じた特別教育を現場の状況により実施する。

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この過去問の解説 (2件)

01

【正解4】

1:適当ではありません。貸与機械の貸与者は、貸与前に当該機械を点検し、異常を認めたときは補修その他必要な整備の方法を使用者ではなく貸与者自身が行わなければいけません。(労働安全衛生規則第666条)

2:適当ではありません。建設機械・車両を運転者付きで貸与を受け使用開始する場合、一般の新規入場者と同様の新規入場時教育を行う必要があります。

3:適当ではありません。貸与機械の貸与者は、貸与する大型ブレーカ付き車両系建設機械を使用して特定建設作業を行う場合、実施の届出を申請する必要はありません。特定建設作業の施工を行う元請負人となります。(騒音規則法第14条)

4:適当です。運転の資格に規制のない貸与機械の取扱い者については、作業の実態に応じた特別教育を現場の状況により実施します。

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02

「貸与機械」に関する問題です。

1.誤っています。

 ×補修その他必要な整備の方法を使用者に指導する。

 →「貸与者自身が行う」が正しいです。

2.誤っています。

 ×一般の新規入場者と同様の新規入場時教育を行う必要はない→行います!

3.誤っています。

 ×貸与機械の貸与者は~実施の届出を申請しなければならない。

 →届出は特定建設作業の施工を行う元請負人が行います。

  (騒音規制法第14条)

4.適当です。

 本文の通りです。 

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