1級土木施工管理技術の過去問
令和元年度
選択問題 問6

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問題

1級土木施工管理技術検定学科試験 令和元年度 選択問題 問6 (訂正依頼・報告はこちら)

コンクリート用細骨材に関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。
  • 高炉スラグ細骨材は、粒度調整や塩化物含有量の低減などの目的で、細骨材の一部として山砂などの天然細骨材と混合して用いられる場合が多い。
  • 細骨材に用いる砕砂は、粒形判定実績率試験により粒形の良否を判定し、角ばりの形状はできるだけ小さく、細長い粒や偏平な粒の少ないものを選定する。
  • 細骨材中に含まれる粘土塊量の試験方法では、微粉分量試験によって微粒分量を分離したものを試料として用いる。
  • 再生細骨材 L は、コンクリート塊に破砕、磨砕、分級等の処理を行ったコンクリート用骨材で、JIS A 5308 レディーミクストコンクリートの骨材として用いる。

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この過去問の解説 (2件)

01

1.適当。問題文の通りです。

2.適当。問題文の通りです。

3.適当。問題文の通りです。

4.誤り。再生細骨材にはH、M、Lがあります。

Hはコンクリート塊に対して、破砕、磨砕、分級などの処理をし骨材を製造したものです。

Mは、破砕、磨砕などの処理し、骨材を製造したものです。

Lは、破砕などの処理を行い骨材を製造したものです。

H、M、Lの順に丁寧に処理をされており、高価になります。

再生細骨材Lは JIS A 5023 です。

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02

1→設問の通りです。

高炉スラグ細骨材は、粒度調整や塩化物含有量の低減などの目的で

山砂などの天然細骨材と混合して用いられる場合が多いです。

また、細骨材単独で用いることもあります。

2→設問の通りです。

細骨材に用いる砕砂は、粒形判定実績率試験により粒形の良否を確認するとともに、角ばりの形状が小さく、細長い粒や偏平な粒の少ないものを良として選定して使用します。

3→設問の通りです。

細骨材中に含まれる粘土塊量を調べる時は、

微粉分量試験によって微粒分量を分離したものを試料として用いることで、

有害な粘土塊の量を明確にします。

4→誤りです。

再生細骨材には骨材の品質順にH(高品質)、M(中品質)、L(低品質)

があります。

レディーミクストコンクリートの骨材として用いることができるのは、

H(高品質)のみです。

M(中品質)、L(低品質)を用いてはいけません。

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