1級土木施工管理技術の過去問
令和元年度
必須問題 問87
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問題
1級土木施工管理技術検定学科試験 令和元年度 必須問題 問87 (訂正依頼・報告はこちら)
アスファルト舗装の品質管理に関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。
- 作業員や施工機械などの組合せを変更する場合は、試験の頻度は変えずに、新たな組合せによる品質の確認を行う。
- 管理結果を工程能力図にプロットし、その結果が管理の限界をはずれた場合、あるいは一方に片寄っているなどの結果が生じた場合、直ちに試験頻度を増して異常の有無を確かめる。
- 各工程の初期においては、各項目に関する試験の頻度を適切に増し、その時点の作業員や施工機械などの組合せにおける作業工程を速やかに把握する。
- 管理の合理化をはかるためには、密度や含水比などを非破壊で測定する機器を用いたり、作業と同時に管理できる敷均し機械や締固め機械などを活用する。
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この過去問の解説 (2件)
01
【正解は1です】
1→誤りです。
作業員や施工機械などの組合せを変更する場合は、品質の変化が起きる恐れがあるため、試験の頻度を「増やし」、新たな組合せによる品質の確認を行います。
2→正しいです。
管理結果を工程能力図にプロットし、その結果が管理の限界をはずれた場合、あるいは一方に片寄っているなどの結果が生じた場合は、直ちに試験頻度を増して異常の有無を確かめる必要があります。
3→正しいです。
各工程の初期においては、各項目に関する試験の頻度を適切に増し、その時点の作業員や施工機械などの組合せにおける作業工程を速やかに把握する必要があります。
4→正しいです。
管理の合理化をはかるためには、密度や含水比などを非破壊で測定する機器を用いたり、作業と同時に管理できる敷均し機械や締固め機械などを活用します。
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02
1.適当ではありません。
「作業員や施工機械などの組合せを変更する」→試験の頻度は「増やし」ます。
それとともに新たな組合せによる品質の確認を行います。
そうしないと品質の変化が起きる恐れがあります。
2.適当です。
管理結果を工程能力図にプロットし~の選択肢は頻出です。
「結果が管理の限界をはずれた場合」や
「一方に片寄っているなどの結果が生じた場合」は「試験頻度を増し」ます。
3.適当です。
「初期」に試験の頻度を適切に「増す」という部分がポイントです。
でないと悪い品質のまま作業が進んでしまうからです。
4.適当です。
本文の通りの機器、機械を使用します。
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