1級土木施工管理技術の過去問 令和元年度 必須問題 問88

【正解は4です】

1→正しいです。

TS・GNSSを用いた盛土の締固め管理では、締固め機械の走行位置をリアルタイムに計測し転圧回数を確認します。

2→正しいです。

TS・GNSSを用いた盛土の締固め管理システムの適用にあたっては、地形条件や電波障害の有無などを事前に調査して、システムの適用の可否を確認します。

3→正しいです。

盛土施工に使用する材料は、試験施工でまき出し厚や締固め回数を決定した材料と同じ土質の材料であることを確認します。

4→誤りです。

盛土材料を締め固める際は、盛土施工範囲の「全体エリア」について、モニタに表示される締固め回数分布図の色が、規定回数だけ締め固めたことを示す色になることを確認します。

「代表エリア」ではありません。

TS・GNSSを用いた盛土の締固め管理の問題は出題率が高いです。

しっかりおさえましょう。

1.適当です。

　締固め機械の「走行位置」をリアルタイムに計測し「転圧回数」を確認する、

　がポイントです。　

2.適当です。

　本文の通りの事前調査が必要です。

3.適当です。

　本文の通りでないと正しい計測はできません。

4.適当ではありません。

　盛土施工範囲の「代表エリア」について、の部分が誤っています。

　管理ブロックの「すべて」の部分でモニタに表示される締固め回数分布図の

　色が、規定回数だけ締め固めたことを示す色になることを確認する、

　が正しいです。