1級土木施工管理技士 過去問
令和5年度
問65 (必須問題 問4)
問題文
道路工事における締固め機械に関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。
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問題
1級土木施工管理技術試験 令和5年度 問65(必須問題 問4) (訂正依頼・報告はこちら)
道路工事における締固め機械に関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。
- 振動ローラは、自重による重力に加え、転圧輪を強制振動させて締め固める機械であり比較的小型でも高い締固め効果を得ることができる。
- タイヤローラは、タイヤの空気圧を変えて輪荷重を調整し、バラストを付加して接地圧を増加させ締固め効果を大きくすることができ、路床、路盤の施工に使用される。
- ロードローラは、鉄輪を用いた締固め機械でマカダム型とタンデム型があり、アスファルト混合物や路盤の締固め及び路床の仕上げ転圧等に使用される。
- タンピングローラは、突起の先端に荷重を集中させることができ、土塊や岩塊等の破砕や締固めに効果があり、厚層の土の転圧に適している。
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この過去問の解説 (3件)
01
この問題で解くポイントは、各種締固め機械の特徴と用途を正確に理解することです。
適当です。
振動ローラは自重に加え、転圧輪を強制的に振動させて土を締固める機械です。
小型でも高い締固め効果を得ることができ、路盤や舗装作業に使用されます。
不適当です。
タイヤローラは、空気圧の調整やバラストの付加により接地圧を変えることができますが、
路床や路盤の転圧ではなく主に仕上げ転圧に使用されます。
適当です。
ロードローラは、鉄輪を用いてアスファルト混合物や路盤の締固め、
路床の仕上げ転圧に使用される機械です。
マカダム型やタンデム型があり、安定した転圧効果を発揮します。
適当です。
タンピングローラは、突起を利用して土塊や岩塊の破砕や締固めを行い、
特に厚層の土を転圧するのに適しています。
この道路工事における締固め機械に関する問題は、
それぞれの機械がどのような状況でどのように使用されるかを理解しましょう。
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02
この問題では、道路工事における締固め機械についての正しい理解を問われています。
適当な記述です。
適当でない記述です。(これが正解です)
正しくは、『タイヤの空気圧を変えてを接地圧を調整し、バラストを付加して輪荷重を増加させ締固め効果を大きくする』となります。
輪荷重とは車輪にかかる荷重のことのため、タイヤの空気圧を変えても調整はできません。
適当な記述です。
マカダム型→前輪2つ、後輪3つ
タンデム型→前輪後輪共に1つ
適当な記述です。
締固め機械の用途や使用時の詳細について十分確認しておきましょう。
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03
道路工事に使用される締固め機械の特徴や用途について理解を問うものです。
各機械の特性と正確な用途を理解し、不適当な記述を選択する問題です。
適当です。
振動ローラは重力と振動を併用して材料を効果的に締固める機械で、小型であっても優れた締固め効果を発揮します。アスファルト舗装や路盤の施工に広く用いられています。
この記述は正しいです。
不適当です。
タイヤローラは主に路床や路盤の締固めに使用されます。
バラストを追加して重量を調整することで接地圧を変えることは可能ですが、空気圧の調整は通常行われません。
この記述は間違いです。
適当です。
ロードローラは舗装や路盤の締固めに用いられ、鉄輪を持つため、仕上げ作業や均一な圧力を加える作業に適しています。
この記述は正しいです。
適当です。
タンピングローラは突起を持つ鉄輪により、土塊や岩塊の破砕に特化した機械であり、厚層の土の締固めにも効果を発揮します。
この記述は正しいです。
本問題では、道路工事で使用される締固め機械の正しい特徴と用途を理解することが求められます。
以下に各機械の特性をまとめます:
振動ローラ: 振動による高い締固め効果を持ち、アスファルトや路盤に適用されます。
タイヤローラ: 接地圧を増加させる際にバラストを用いることが可能です。
ロードローラ: 鉄輪を使用し、舗装や路盤・路床の締固めや仕上げに利用されます。
タンピングローラ: 突起付き鉄輪で土塊の破砕や厚層の土の締固めに効果があります。
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