第一種衛生管理者の過去問
平成27年4月公表
労働衛生(有害業務に係るもの) 問13

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問題

第一種 衛生管理者試験 平成27年4月公表 労働衛生(有害業務に係るもの) 問13 (訂正依頼・報告はこちら)

有機溶剤に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
  • 有機溶剤は、呼吸器から吸収されやすいが、皮膚から吸収されるものもある。
  • メタノールによる障害として顕著なものは、網膜細動脈瘤を伴う脳血管障害である。
  • 二硫化炭素は、精神障害を起こすことがある。
  • 有機溶剤による皮膚や粘膜の症状には、皮膚の角化、結膜炎などがある。
  • 低濃度の有機溶剤の繰り返しばく露では、頭痛、めまい、記憶力減退、不眠などの不定愁訴がみられる。

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この過去問の解説 (4件)

01

有機溶剤の特有症状と原因物質からの問題です。
 2の、網膜細動脈瘤を伴う脳血管障害を起こすのは、二硫化炭素です。
 メタノールによる障害は、視神経障害です。
よって、正解は2です。

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02

正解は、2.が誤りです。

1.〇 有機溶剤は、呼吸器から吸収されやすいですが、皮膚から吸収されるものもあります。

2.× メタノールによる障害として顕著なものは、視神経障害です。

3.〇 二硫化炭素は、精神障害を起こすことがあります。

4.〇 有機溶剤による皮膚や粘膜の症状には、皮膚の角化、結膜炎などがあります。

5.〇 低濃度の有機溶剤の繰り返しばく露では、頭痛、めまい、記憶力減退、不眠などの不定愁訴がみられます。

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03

正解は 2です。

メタノールによる障害として顕著なものは、視神経障害です。
網膜細動脈瘤を伴う脳血管障害は、低濃度の二硫化炭素に長期間暴露された場合に見られます。

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04

1.○

2.×
メタノールの特有症状は視神経障害です。

3.○

4.○

5.○

よって正解は2です。

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