第一種衛生管理者の過去問
平成28年10月公表
労働生理 問44
このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。
問題
第一種 衛生管理者試験 平成28年10月公表 労働生理 問44 (訂正依頼・報告はこちら)
睡眠などに関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- 夜間に働いた後の昼間に睡眠する場合は、一般に、就寝から入眠までの時間が長くなり、睡眠時間が短縮し、睡眠の質も低下する。
- 睡眠と食事は深く関係しているため、就寝直前の過食は、肥満のほか不眠を招くことになる。
- 松果体から分泌されるメラトニンは、夜間に分泌が上昇するホルモンで、睡眠と覚醒のリズムの調節に関与している。
- 体内時計の周期は、一般に、約25時間であり、外界の24時間周期に同調して、約1時間のずれが修正される。
- 基礎代謝量は、生命活動を維持するために必要な最小限のエネルギー量で、睡眠中の測定値で表される。
正解!素晴らしいです
残念...
この過去問の解説 (4件)
01
正解は5です。
基礎代謝量は、生命活動を維持するために必要な最小限のエネルギー量で、目は覚めているが安静の状態の測定値で表されます。
基礎代謝が睡眠時では無く、不活動時の測定値というのは頻出の論点です。
参考になった数96
この解説の修正を提案する
02
1.◯
記載の通りです。夜間に働いた後の昼間に睡眠する場合は、就寝から入眠までの時間が長くなり、睡眠時間が短縮して、睡眠の質も低下してしまいます。
2.◯
正しい記載です。就寝直前の過食は、肥満や不眠を招く可能性があります。
3.◯
メラトニンは脳の松果体から主に夜に分泌され、睡眠に関与しています。
4.◯
体内時計の周期は、一般に約25時間です。外界の24時間周期に同調して、約1時間のずれが修正されています。
5.×
誤りです。基礎代謝量は12時間以上絶食し、【覚醒している(起きている)】状態で【横臥】【安静】にして測定します。
参考になった数41
この解説の修正を提案する
03
基礎代謝量は生命活動を維持するために必要な最小限のエネルギー量で、睡眠をしていない状態かつ横になり安静にしている状態の測定値を用います。なお、座っている場合はおよそ1.2倍の数値になるのでおさえておきましょう。
1、正しい。記述のとおり
2、正しい。記述のとおり
3、正しい。メラトニンがある一定の量に達する事で眠気を感じるようになります。
4、正しい。この同調がうまくいかなくなると概日リズム睡眠障害が引き起こされます。
参考になった数40
この解説の修正を提案する
04
文中の「睡眠中の測定値」という部分が誤りです。
正しくは「絶対安静時のエネルギー消費量の測定値」です。
他の選択肢、1,2,3,4は文のとおりで正しい記述です。
参考になった数22
この解説の修正を提案する
前の問題(問43)へ
平成28年10月公表問題一覧