第一種衛生管理者の過去問
平成29年10月公表
関係法令（有害業務に係るもの） 問5
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問題
第一種 衛生管理者試験 平成29年10月公表 関係法令（有害業務に係るもの） 問5 （訂正依頼・報告はこちら）
次の有害業務に従事した者のうち、離職の際に又は離職の後に、法令に基づく健康管理手帳の交付対象となるものはどれか。
- シアン化ナトリウムを取り扱う業務に10年従事した者
- ビス（クロロメチル）エーテルを取り扱う業務に3年以上従事した者
- 硝酸を取り扱う業務に5年以上従事した者
- ベンゼンを取り扱う業務に5年以上従事した者
- メタノールを取り扱う業務に10年以上従事した者
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この過去問の解説 （3件）
01
労働局長は、がんその他の重度の健康障害を生ずるおそれのある業務に従事していた方々に、自己申請で離職時、離職後に健康管理手帳を交付することになっています。この前提から
1 シアン業務者については、交付対象ではありません。
2 クロムメチル業務者は、重クロム酸と同様に交付対象業務です。本肢が正解です。
3 硝酸業務者は、交付対象ではありません。
4 ベンゼンは発がん物質でありますが、政策的に交付対象とはなっていません。
5 メタノールについても、交付対象ではありません。
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02
1.誤
シアン化ナトリウムは交付対象外です。
2.正
ビス(クロロメチル)エーテルを3年以上扱った場合は、手帳交付対象となります。
3.誤
硝酸は交付対象外です。
4.誤
ベンゼンは交付対象外です。
5.誤
メタノールは交付対象外です。
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03
関連する法規は労働安全衛生法第67条、労働安全衛生法施行令第23条7にあります。
他の選択肢１，３，４，５はこの労働安全衛生法施行令第23条び取り上げられていないので対象外です。
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