第一種衛生管理者の過去問
平成30年10月公表
労働生理 問38
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問題
第一種 衛生管理者試験 平成30年10月公表 労働生理 問38 (訂正依頼・報告はこちら)
次のAからDの消化酵素について、蛋白質の消化に関与しているものの組合せは( 1 )〜( 5 )のうちどれか。
A リパーゼ
B ペプシン
C アミラーゼ
D トリプシン
A リパーゼ
B ペプシン
C アミラーゼ
D トリプシン
- A, B
- A, C
- B, C
- B, D
- C, D
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この過去問の解説 (3件)
01
A,B,C,Dのそれぞれについて確認します。
A:リパーゼ 膵臓より分泌 脂質分解酵素
B:ペプシン 胃より分泌 蛋白質分解酵素
C:アミラーゼ 唾液腺・膵臓より分泌 炭水化物分解酵素
D:トリプシン 膵臓より分泌 蛋白質分解酵素
上記より4となります。
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02
【蛋白質】は消化酵素である【ペプシンやトリプシン】によって分解されて【アミノ酸】となって吸収されます。
【脂質】は消化酵素である【リパーゼ】によって分解され【脂肪酸とグリセリン】になります。
【炭水化物】は消化酵素である【アミラーゼ】によって分解され、【ブドウ糖】になります。
ちなみに、無機塩やビタミン類は酵素によって分解されないので、そのまま吸収されます。
以上から、正解の選択肢はBとDなので正解は4となります。
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03
2:×
3:×
4:○
5:×
A~Dの消化酵素が関与しているものは以下の通りになります。
A:リパーゼ 脂質の分解
B:ペプシン 蛋白質の分解
C:アミラーゼ 炭水化物の分解
D:トリプシン 蛋白質の分解
よって、蛋白質の分解に関与しているものはBとDですので、4が正しい選択肢となります。
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