第一種衛生管理者の過去問
令和6年4月公表
労働生理 問4

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

この過去問の解説 (3件)

01

脂肪の分解・吸収及び脂質の代謝に関する問題です。

選択肢1. 脂肪は、膵(すい)臓から分泌される消化酵素である膵アミラーゼにより脂肪酸とグリセリンに分解される。

誤りです。

「アミラーゼ」ではなく、「リパーゼ」です。

選択肢2. 胆汁は、アルカリ性で、消化酵素は含まないが、食物中の脂肪を乳化させ、脂肪分解の働きを助ける。

正しいです。

記述のとおりです。

選択肢3. 肝臓は、過剰な蛋(たん)白質及び糖質を中性脂肪に変換する。

正しいです。

記述のとおりです。

選択肢4. コレステロールやリン脂質は、神経組織の構成成分となる。

正しいです。

記述のとおりです。

選択肢5. 脂質は、糖質や蛋(たん)白質に比べて多くのATPを産生するエネルギー源となるが、摂取量が多すぎると肥満の原因となる。

正しいです。

記述のとおりです。

参考になった数25

02

脂肪の分解・吸収および脂質の代謝の分野では、出題パターンが限られています。何度も解いて問題に慣れましょう。

選択肢1. 脂肪は、膵(すい)臓から分泌される消化酵素である膵アミラーゼにより脂肪酸とグリセリンに分解される。

誤りです。

脂肪は、膵臓より分泌された膵リパーゼにより、グリセリンと脂肪酸に分解されます。

選択肢2. 胆汁は、アルカリ性で、消化酵素は含まないが、食物中の脂肪を乳化させ、脂肪分解の働きを助ける。

正しいです。

選択肢3. 肝臓は、過剰な蛋(たん)白質及び糖質を中性脂肪に変換する。

正しいです。

選択肢4. コレステロールやリン脂質は、神経組織の構成成分となる。

正しいです。

コレステロールやリン脂質は、神経組織や細胞膜の構成成分です。

選択肢5. 脂質は、糖質や蛋(たん)白質に比べて多くのATPを産生するエネルギー源となるが、摂取量が多すぎると肥満の原因となる。

正しいです。

参考になった数8

03

脂肪の分解・吸収及び脂質の代謝に関する問題です。

選択肢1. 脂肪は、膵(すい)臓から分泌される消化酵素である膵アミラーゼにより脂肪酸とグリセリンに分解される。

膵リパーゼは、膵液に含まれ、中性脂肪をグリセリンと脂肪酸に分解する酵素です。

よって、本選択肢の内容は誤りです。

選択肢2. 胆汁は、アルカリ性で、消化酵素は含まないが、食物中の脂肪を乳化させ、脂肪分解の働きを助ける。

胆汁は、消化酵素は含みませんが、脂肪酸を分解(乳化)し、脂肪の消化吸収を助けます。

よって、本選択肢の内容は正しいです。

選択肢3. 肝臓は、過剰な蛋(たん)白質及び糖質を中性脂肪に変換する。

肝臓は、脂質、糖質、蛋白質が余剰に摂取されると、エネルギーを貯蔵するために中性脂肪に変換する機能があります。

よって、本選択肢の内容は正しいです。

選択肢4. コレステロールやリン脂質は、神経組織の構成成分となる。

コレステロールやリン脂質は、神経組織の構成成分となります。

よって、本選択肢の内容は正しいです。

選択肢5. 脂質は、糖質や蛋(たん)白質に比べて多くのATPを産生するエネルギー源となるが、摂取量が多すぎると肥満の原因となる。

脂質は多くのエネルギーを生成することができ、エネルギー源としては優れていますが、摂取量が多すぎると肥満の原因となります。

よって、本選択肢の内容は正しいです。

参考になった数7