第一種衛生管理者の過去問
令和6年4月公表
労働生理 問9
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問題
第一種 衛生管理者試験 令和6年4月公表 労働生理 問9 (訂正依頼・報告はこちら)
ストレスに関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- 外部からの刺激であるストレッサーは、その形態や程度にかかわらず、自律神経系と内分泌系を介して、心身の活動を抑圧する。
- ストレスに伴う心身の反応には、ノルアドレナリン、アドレナリンなどのカテコールアミンや副腎皮質ホルモンが深く関与している。
- 昇進、転勤、配置替えなどがストレスの原因となることがある。
- 職場環境における騒音、気温、湿度、悪臭などがストレスの原因となることがある。
- ストレスにより、高血圧症、狭心症、十二指腸潰瘍などの疾患が生じることがある。
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この過去問の解説 (3件)
01
ストレスに関する問題です。
内容を整理しておきましょう。
誤りです。
「その形態や程度にかかわらず」ではなく、「ストレス反応が大きすぎたり長く継続しすぎると」です。
正しいです。
記述のとおりです。
正しいです。
記述のとおりです。
正しいです。
記述のとおりです。
正しいです。
記述のとおりです。
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02
ストレスに関する問題です。本設問とあわせて以下のポイントを押さえておきましょう。
①適度なストレスは良い緊張感となりますが、過度のストレスは心身ともに悪影響を及ぼす可能性があります。
②典型的なストレス反応としては、副腎皮質ホルモンの分泌の「著しい増加」があります。
③ストレスにより、発汗、手足の震えなどの症状が出ることを「自律神経失調症」といいます。
④ストレスにより、高血圧症、狭心症、十二指腸潰瘍などの疾患が生じる可能性があります。
⑤ストレスは環境の変化(昇進、転勤、配置替え)によっても引き起こされる可能性があります。
適度なストレスは、心身の活動を活発化することもあります。上記①も参考になります。
よって、本選択肢の内容は誤りです。
いわゆる「ストレスホルモン」と呼ばれるものには、ノルアドレナリン、アドレナリンなどのカテコールアミンや副腎皮質ホルモンがあります。
よって、本選択肢の内容は正しいです。
上記⑤の内容と合致します。
よって、本選択肢の内容は正しいです。
職場環境における騒音、気温、湿度、悪臭なども当然ながらストレスの原因となります。
よって、本選択肢の内容は正しいです。
上記④の内容と合致します。
よって、本選択肢の内容は正しいです。
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03
ストレスの分野では、知識がなくても正誤が予測できる選択肢が多いです。
誤りです。
外部からの刺激であるストレッサーは、その形態や程度にかかわらず、自律神経系と内分泌系を介して、心身の活動を亢進します。
正しいです。
ストレスを感じると、副腎皮質から副腎皮質ホルモンの分泌が増加します。
正しいです。
環境の変化はストレスの原因となることがあります。
正しいです。
職場環境がストレスの原因となることがあります。
正しいです。
ストレスを感じると、副腎皮質から副腎皮質ホルモンの分泌が増加します。このホルモンが多量に分泌されると、血圧が上昇するため高血圧症を発症しやすくなります。また、胃液の分泌は増加し、胃粘液の分泌は低下するため、胃潰瘍や十二指腸潰瘍を発症しやすくなります。
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