第二種衛生管理者の過去問
平成27年4月公表
労働生理 問30
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問題
第二種 衛生管理者試験 平成27年4月公表 労働生理 問30 (訂正依頼・報告はこちら)
睡眠に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- 睡眠中には、副交感神経系の働きが活発になる。
- 睡眠中のエネルギー消費量が、基礎代謝量である。
- 睡眠中には、体温の低下、心拍数の減少がみられる。
- 睡眠と覚醒のリズムのように、約1日の周期で繰り返される生物学的リズムをサーカディアンリズムといい、このリズムの乱れは、疲労や睡眠障害の原因となる。
- 夜間に働いた後の昼間に睡眠する場合は、一般に、就寝から入眠までの時間が長くなり、睡眠時間が短縮し、睡眠の質も低下する。
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この過去問の解説 (3件)
01
文中の「基礎代謝量」が誤りで、正しくは「睡眠時代謝量」です。
ちなみに基礎代謝とは、生命維持に必要な最小限のエネルギーのことで、具体的には安静時の呼吸、心臓を動かす、体温維持といったことにつかわれるエネルギーです。
他の選択肢については、文のとおりで正しいです。
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02
1 記述の通りです。副交感神経の活発化を迎える夜間に、睡眠をとれば高質な睡眠効果が得られます。
2 誤りとなります。基礎代謝とは、生命維持に最小限必要なエネルギーの消費量をいいます。睡眠中もしかりです。
3 本記述の通りです。
4 サーカディアンリズムの定義です。そのまま、正しいです
5 人は、朝起きて昼間に活動し、夜間は就寝する動物です。昼夜逆転生活では、良質な睡眠はなく、慢性的な睡眠不足を生じます。本肢の記述の通りです。
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03
2:×
3:○
4:○
5:○
基礎代謝量は、生命活動を維持するために必要なエネルギーのことを指します。
睡眠ではなく覚醒・横臥・安静時の測定値で表されます。
よって、2が誤った選択肢です。
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