第二種衛生管理者の過去問
平成28年10月公表
労働衛生 問16

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

問題

第二種 衛生管理者試験 平成28年10月公表 労働衛生 問16 (訂正依頼・報告はこちら)

1,000人を対象としたある疾病のスクリーニング検査の結果と精密検査結果によるその疾病の有無は下表のとおりであった。このスクリーニング検査の偽陽性率及び偽陰性率の近似値の組合せとして、適切なものは(1)〜(5)のうちどれか。ただし、偽陽性率とは、疾病無しの者を陽性と判定する率をいい、偽陰性率とは、疾病有りの者を陰性と判定する率をいう。
問題文の画像
  • 偽陽性率 18.5%、偽陰性率 0.5%
  • 偽陽性率 18.5%、偽陰性率 20.0%
  • 偽陽性率 80.0%、偽陰性率 0.5%
  • 偽陽性率 80.0%、偽陰性率 20.0%
  • 偽陽性率 90.0%、偽陰性率 0.5%

次の問題へ

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (4件)

01

正解 2

☆偽陽性率とは、疾病がないのに、陽性と判定された率を言います。

本肢の、偽陽性率=180/(795+180)×100
を計算しますと、18.5%になります。

☆偽陰性率とは、疾病があるのに、陰性と判定された率を言います。

本肢の、偽陰性率=5/(20+5)×100
を計算しますと、20%になります。
以上により、2が正しいです。

参考になった数57

02

「偽陽性率と偽陰性率」を算出する問題です。

正解:2

偽陽性率と偽陰性率の指標は次の計算式から求めます。
・偽陽性率(%)=偽陽性÷(偽陽性+真陰性)×100
・偽陰性率(%)=偽陰性÷(真陽性+偽陰性)×100

値を入れると、
偽陽性率=180÷(180+798)×100≒18.5(%)
偽陰性率=5÷(20+5)×100=20.0(%)

参考になった数12

03

1:×
2:○
3:×
4:×
5:×

偽陽性率と偽陰性率は疾病有りと無しの陽性と陰性の比率を求めます。
偽陽性率は疾病無しの数値、偽陰性率は疾病有りの数値を用います。

偽陽性率=陽性/(陽性+陰性)×100
    = 180/(180+795)×100
    ≒ 18.5

偽陰性率=陰性/(陰性+陽性)×100
    = 5/(5+20)×100
    = 20

よって、正解は2です。

参考になった数8

04

適切なものは2です。

偽陽性率、偽陰性率のことばの意味についてはすでに文に示されているとおりです。このことから式を考えると…

偽陽性率=偽陽性の数÷疾病無し全体の数×100
偽陰性率=偽陰性の数÷疾病有全体の数×100

該当する数値をあてはめると
偽陽性率=180÷(180+795)×100≒18.5
偽陰性率=5÷(20+5)×100=20

となります。

参考になった数7