第二種衛生管理者の過去問
平成28年10月公表
労働衛生 問20
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問題
第二種 衛生管理者試験 平成28年10月公表 労働衛生 問20 (訂正依頼・報告はこちら)
健康診断における検査項目に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- 尿酸は、体内のプリン体と呼ばれる物質の代謝物で、血液中の尿酸値が高くなる高尿酸血症は、関節の痛風発作などの原因となるほか、動脈硬化とも関連するとされている。
- 血清トリグリセライド(中性脂肪)は、食後に値が上昇する脂質で、空腹時にも高値が持続することは動脈硬化の危険因子となる。`
- HDLコレステロールは、悪玉コレステロールとも呼ばれ、高値であることは動脈硬化の危険因子となる。
- 尿素窒素(BUN)は、腎臓から排泄される老廃物の一種で、腎臓の働きが低下すると尿中に排泄されず、血液中の値が高くなる。
- γ-GTPは、正常な肝細胞に含まれている酵素で、肝細胞が障害を受けると血液中に流れ出し、特にアルコールの摂取で高値を示す特徴がある。
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この過去問の解説 (4件)
01
正解 3
1. 正しいです。
ビールなどの過飲酒ではなりやすいと言われます。神経にプリン体が当たり、痛みを感じます。
2. 正しいです。
本肢の説明の通りになります。
3. 誤りになります。
本肢の最初は、HDLではなく「LDLコレステロール」になります。
☆HDL(善玉)コレステロール:低値で動脈硬化の危険因子になります。
☆LDL(悪玉)コレステロール:高値で動脈硬化の危険因子になります。本肢が誤りです。
4. 正しいです。
腎不全の潜在症になります。
5. 正しいです。
安衛法上は、γ-GTP(アルコール性肝障害の指標)、
GOTおよびGPT(肝疾患の指標)が法定実施項目として定められています。
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02
1.正しい
正しい記述です。
2.正しい
正しい記述です。
3.正しくない
HDLコレステロールは、善玉コレステロールとも呼ばれており、低値であると動脈硬化の危険因子となります。
一方、悪玉コレステロールと呼ばれるのは、LDLコレステロールで、高値であると動脈硬化の危険因子となります。
4.正しい
正しい記述です。
5.正しい
正しい記述です。
また、肝機能検査項目としては、GOT(AST)、GPT(ALT)も含まれます。
参考になった数12
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03
文頭の「HDLコレステロール」が誤りで正しくは「LDLコレステロール」です。HDLコレステロールは善玉コレステロールと言われています。
他の選択肢1,2,4,5については文のとおりで正しい記述となっています。
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04
2:○
3:×
4:○
5:○
誤った選択肢は3です。
動脈硬化の危険因子となる悪玉コレステロールはLDLコレステロールです。
HDLコレステロールは、善玉コレステロールとも呼ばれ、LDLコレステロールを引き抜いて肝臓まで運ぶ働きをします。逆に低値であると動脈硬化の危険因子となります。
その他は説明文の通りです。
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