第二種衛生管理者の過去問
平成29年10月公表
労働生理 問30
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問題
第二種 衛生管理者試験 平成29年10月公表 労働生理 問30 (訂正依頼・報告はこちら)
ホルモン、その内分泌器官及びそのはたらきの組合せとして、誤っているものは次のうちどれか。
- コルチゾール ------ 副腎皮質 ------ 血糖量の増加
- メラトニン -------- 副腎髄質 ------ 体液中の塩類バランスの調節
- パラソルモン ------ 副甲状腺 ------ 血中のカルシウム量の調節
- インスリン -------- 膵臓 ---------- 血糖量の減少
- グルカゴン -------- 膵臓 ---------- 血糖量の増加
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この過去問の解説 (3件)
01
1 コルチゾールは、炭水化物、脂肪、蛋白代謝をコントロールする必須ホルモンです。副腎皮質で分泌し、血糖値を上げる。本肢の組合せは正しいです。
2 メラトニンは、松果体から分泌され、夜間分泌が上昇を迎えるホルモンです。睡眠のリズムを調整します。分泌名、はたらきともに誤っています。
3 パラソルモンは、カルシウム量の調整やリン酸の排泄増加を促すはたらきをします。分泌部位は、副甲状腺です。正しいです。
4 インスリンは、膵臓より分泌され、血糖値下げるはたらきをする唯一のホルモンです。本組合せは正しいです。
5 グルカゴンは、膵臓のランゲルハンス島で分泌され、血糖値の上昇ホルモンです。正しいです。
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02
メラトニンの分泌器官は「松果体」で、そのはたらきとしては「メラニン色素細胞に働き、肌の色素を薄くする」「生殖器の発達抑制」「体内時計への関与」が挙げられます。
体液中の塩類のバランス調節を行うホルモンは「鉱質コルチコイド」です。
他の選択肢は正しい組み合わせです。
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03
2:×
3:○
4:○
5:○
誤った選択肢は2です。
メラトニンは内分泌器官の松果体より分泌し、睡眠と覚醒などの生体リズムの調整を行うはたらきがあります。
その他は説明文の通りです。
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