第二種衛生管理者の過去問
平成30年4月公表
労働生理 問21
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問題
第二種 衛生管理者試験 平成30年4月公表 労働生理 問21 (訂正依頼・報告はこちら)
血液に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- 赤血球は、骨髄で産生され、寿命は約120日であり、全血液の体積の約60%を占めている。
- 血液中に占める赤血球の容積の割合をヘマトクリットといい、貧血になるとその値は低くなる。
- 好中球は、偽足を出してアメーバ様運動を行い、体内に侵入してきた細菌などを貪食する。
- リンパ球は、白血球の約30%を占め、Tリンパ球やBリンパ球などの種類があり、免疫反応に関与している。
- ABO式血液型は、赤血球による血液型分類の一つで、A型血液の血清は抗B抗体をもつ。
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この過去問の解説 (4件)
01
1. 赤血球は、全血液の体積の約40%を占めています。よって、本肢が誤りです。
2. ヘモグロビンが正常以下になりますと、貧血になります。当然、値は低くなります。
正しい肢になります。
3. 白血球の構成要素の1つに好中球があります。これにより、体内に侵入した細菌を食べて、消化してしまう働きがあります。正しいです。
4. ここで「Tリンパ球」は、細菌や異物を攻撃します。また、「Bリンパ球」は抗体をつくります。それぞれの働きがあります。本肢は正しいです。
5. 本肢の記述の通りになります。
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02
他の選択肢については、文のとおりで正しいです。
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03
正解は 1 です。
血液の容積に対する「赤血球」の相対的容積を「へマトクリット」といい、男性が約45%、女性が約40%であると言われています。
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04
1.×
赤血球は骨髄で産生され、寿命は120日です。
後半部分、赤血球は全血液の体積の60%ではなく約40%を占めているとなるので誤りです。
2.◯
設問の通りです。
3.◯
設問の通りです。
4.◯
設問の通りです。
5.◯
設問の通りです。
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