第二種衛生管理者の過去問
平成30年10月公表
労働生理 問30
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問題
第二種 衛生管理者試験 平成30年10月公表 労働生理 問30 (訂正依頼・報告はこちら)
ストレスに関する次のAからDの記述について、誤っているものの組合せは( 1 )~( 5 )のうちどれか。
A 外部環境からの刺激すなわちストレッサーは、その形態や程度にかかわらず、自律神経系と内分泌系を介して、心身の活動を抑圧する。
B ストレス反応には、ノルアドレナリン、アドレナリンなどのカテコールアミンや副腎皮質ホルモンが深く関与している。
C ストレスにより、自律神経系と内分泌系のバランスが崩れ、精神神経科的疾患、内科的疾患などを招く場合がある。
D ストレス反応には、個人差がほとんどない。
A 外部環境からの刺激すなわちストレッサーは、その形態や程度にかかわらず、自律神経系と内分泌系を介して、心身の活動を抑圧する。
B ストレス反応には、ノルアドレナリン、アドレナリンなどのカテコールアミンや副腎皮質ホルモンが深く関与している。
C ストレスにより、自律神経系と内分泌系のバランスが崩れ、精神神経科的疾患、内科的疾患などを招く場合がある。
D ストレス反応には、個人差がほとんどない。
- A , B
- A , D
- B , C
- B , D
- C , D
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この過去問の解説 (5件)
01
A:最後の心身の活動を抑圧する、とありますが「心身の活動を活発にし緊張させる」が正しい記述になります。本肢は誤りです。
B:記述の通りになります。
C:まさに心身のバランサーが崩壊しますと精神的疾患を招きます。正しい肢になります。
D:ストレス反応により個人差が大きくなります。本肢は誤りです。
以上により、AとDの組合せが答えになります。
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02
× A.外部環境からの刺激すなわちストレッサーは、その形態や程度にかかわらず、自律神経系と内分泌系を介して、心身の活動を【抑圧→亢進】する。
○ B.ストレス反応には、ノルアドレナリン、アドレナリンなどのカテコールアミンや副腎皮質ホルモンが深く関与している。
○ C.ストレスにより、自律神経系と内分泌系のバランスが崩れ、精神神経科的疾患、内科的疾患などを招く場合がある。
× D.ストレス反応には、個人差が【ほとんどない→大きい】。
よって、AとDとなり、選択肢は2となります。
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03
A. ×
誤りです。 外部環境からの刺激すなわちストレッサーがかかると、自律神経系や内分泌系を介して心身の活動は活性化したり、抑圧されたりします。例えば、大人数の前でのプレゼンテーションをストレッサーとして考えると、人は緊張して、心拍は上昇します。つまり身体は活性化する方向へと働きます。一方、ストレスがかかりすぎると、逆に体は自身を守ろうとして心身の活動を抑制することがあります。
B. ◯
正しい記述です。ストレス反応には、ノルアドレナリン、アドレナリンなどのカテコールアミンや副腎皮質ホルモンが深く関与しています。
C. ◯
正しい記述です。ストレスにより自律神経系と内分泌系のバランスが崩れ、精神神経科的疾患、内科的疾患などを招く場合があります。
D. ×
ストレス反応は個人差が大きいです。
以上から、誤りはAとDなので選択肢2が正解となります。
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04
正しくは「外部環境からの刺激すなわちストレッサーは、その形態や程度にかかわらず、自律神経系と内分泌系を介して、心身の活動を緊張状態する。」です。
B 正しい記述です。
C 正しい記述です。
D 誤った記述です。
正しくは「ストレス反応は、個人差が大きい。」です。
誤った組合わせはAとDになります。
よって、2が正解です。
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05
A,B,C,Dについてそれぞれ見ていきます。
A:誤りです。文末の「抑圧する」の部分が誤りです。正しくは「亢進させる」です。亢進によって、心身は緊張状態となります。
B:正しい記述です。
C:正しい記述です。
D:誤りです。個人差は大きいです。これについては身近に考えてみるとわかりやすいと思います。同じ言葉でもその人の捉え方によって落ち込む人とそうでない人とがいます。このような例が個人差です。
上記より2となります。
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