第二種衛生管理者の過去問
平成31年4月公表
労働生理 問30
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問題
第二種 衛生管理者試験 平成31年4月公表 労働生理 問30 (訂正依頼・報告はこちら)
睡眠に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- 睡眠と覚醒のリズムのように、約1日の周期で繰り返される生物学的リズムをサーカディアンリズムといい、このリズムの乱れは、疲労や睡眠障害の原因となる。
- 睡眠は、睡眠中の目の動きなどによって、レム睡眠とノンレム睡眠に分類される。
- コルチゾールは、血糖値の調節などの働きをするホルモンで、通常、その分泌量は明け方から増加し始め、起床前後で最大となる。
- レム睡眠は、安らかな眠りで、この間に脳は休んだ状態になっている。
- メラトニンは、睡眠に関与しているホルモンである。
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この過去問の解説 (3件)
01
睡眠と覚醒のリズムのように、約1日の周期で繰り返される生物学的リズムをサーカディアンリズムと言います。サーカディアンリズムの乱れは、疲労や睡眠障害の原因となります。
2:◯
睡眠中の眼球の動き等によって、睡眠は「レム睡眠」「ノンレム睡眠」に分類されます。
レム睡眠は、眠っていても眼球が動いており眠りが浅い状態のことです。
ノンレム睡眠は、眼球が動かない状態でぐっすり眠っている状態です。
3:◯
コルチゾールは血糖値の調節などの働きをするホルモンで、通常その分泌量は明け方から増加し始め、起床前後で最大となります。
4:×
レム睡眠は眠りが浅い状態のことです。
脳が休んだ状態となっているのはノンレム睡眠の場合です。
5:◯
メラトニンは、睡眠・覚醒リズムやホルモン分泌リズムなど、サーカディアンリズムを調整する働きがあるホルモンです。
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02
1 ◯:サーカディアンリズムは概日リズム、体内時計とも訳されています。
2 ○:レム睡眠は浅い眠りで、この時間に重なると目覚めがよいといわれます。
3 ○:コルチゾールは副腎皮質から分泌されるホルモンの1つで、
ストレスにも関連しています。
4 ×:レム睡眠は浅い眠りで、この説明はノンレム睡眠に関するものです。
5 ○:メラトニンはサーカディアンリズムに関わるホルモンで、
分泌量は日中は低く夜間に高くなります。
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03
2:○
3:○
4:×
5:○
誤った選択肢は4です。
レム睡眠は、レム睡眠は眠りが浅い状態のことです。
この状態では、脳が活動して覚醒状態となっています。
安らかな眠りで、脳が休んだ状態となっているのはノンレム睡眠です。
その他は説明文の通りです。
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