第二種衛生管理者の過去問
令和5年10月公表
労働生理 問8
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問題
第二種 衛生管理者試験 令和5年10月公表 労働生理 問8 (訂正依頼・報告はこちら)
耳とその機能に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- 騒音性難聴は、音を神経に伝達する内耳の聴覚器官の有毛細胞の変性によって起こる。
- 耳介で集められた音は、鼓膜を振動させ、その振動は耳小骨によって増幅され、内耳に伝えられる。
- 内耳は、前庭、半規管及び蝸(か)牛(うずまき管)の三つの部位からなり、前庭と半規管が平衡感覚、蝸牛が聴覚をそれぞれ分担している。
- 前庭は、体の回転の方向や速度を感じ、半規管は、体の傾きの方向や大きさを感じる。
- 鼓室は、耳管によって咽頭に通じており、その内圧は外気圧と等しく保たれている。
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この過去問の解説 (4件)
01
耳とその機能に関する問題です。耳の構造が示された絵や図を見ながら理解することが大切です。
騒音性難聴は、大きな音に長時間さらされたことにより引き起こされます。有毛細胞の変性に伴う感音性難聴です。
よって、本選択肢の内容は正しいです。
耳介で集められた音は、外耳道を伝わり、鼓膜を振動させ、その振動は耳小骨で増幅され内耳へと伝わります。
よって、本選択肢の内容は正しいです。
内耳は、前庭、半規管及び蝸牛の三つの部位からなります。前庭と半規管は平衡感覚の役割、蝸牛は、耳小骨から伝えられた振動を信号に変換して脳に伝える役割、いわゆる聴覚の役割があります。
よって、本選択肢の内容は正しいです。
前庭は、体の傾きの方向や大きさを感じ、半規管は、体の回転の方向や速度を感じます。
本選択肢の内容は説明が逆になっています。
よって、本選択肢の内容は誤りです。
鼓室は、中耳にある鼓膜の内側の部屋のことです。耳管によって咽頭につながっていて、鼓室の内圧が外気圧と等しくなるようにしています。
よって、本選択肢の内容は正しいです。
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02
耳とその機能に関する問題です。
耳は外側から「外耳」「中耳」「内耳」の3つの部分に分かれています。
解剖図をみながら、その機能について確認したほうが、理解が早いです。
では、選択肢を見ていきましょう。
正しいです。文のとおりです。
正しいです。文のとおりです。
正しいです。文のとおりです。
誤りです。
半規管は回転加速度、前庭が直線加速度を感じます。
文中の各々の働きが逆です。
正しいです。文のとおりです。
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03
耳とその機能の分野では、出題パターンが限られています。何度も解いて問題に慣れましょう。
正しいです。
騒音性難聴は、音を神経に伝達する内耳の聴覚器官の有毛細胞の変性によって起こり、騒音が止まった後でも聴力は回復しません。
正しいです。
耳介で集められた音は、鼓膜を振動させ、その振動は耳小骨によって増幅され、内耳に伝えられます。
正しいです。
内耳は、前庭、半規管、蝸牛の三つの部位からなり、前庭と半規管が平衡感覚、蝸牛が聴覚を分担しています。
誤りです。
前庭では体の傾き、半規管では体の回転を感じています。
正しいです。
鼓室は、耳管によって咽頭に通じており、その内圧は外気圧と等しく保たれています。
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04
耳とその機能に関する各選択肢の内容を確認していきます。
正しいです。
選択肢の説明文の通りです。
正しいです。
選択肢の説明文の通りです。
正しいです。
選択肢の説明文の通りです。
誤りです。
前庭は、体の傾きの方向や大きさを感じ、半規管は体の回転の方向や速度を感じます。
正しいです。
選択肢の説明文の通りです。
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