第二種電気工事士の過去問
平成26年度上期
配線図 問35

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問題

第二種 電気工事士試験 平成26年度上期 配線図 問35 (訂正依頼・報告はこちら)

図は、木造1階建住宅の配線図である。この図に関する次の問いに対して、答えを1つ選びなさい。

⑤で示す引き込み口開閉器が省略できる場合の、住宅と車庫との間の電路の長さの最大値〔m〕は。
配線図

【注意】
1.  屋内配線の工事は、特記のある場合を除き600Vビニル絶縁ビニルシースケーブル平形(VVF)を用いたケーブル工事である。
2.  屋内配線等の電線の本数、電線の太さ、その他、問いに直接関係のない部分等は省略又は簡略化してある。
3.  漏電遮断器は、定格感度電流30[mA]、動作時間0.1秒以内のものを使用している。
4.  選択肢(答え)の写真にあるコンセント及び点滅器は、「JIS C 0303:2000 構内電気設備の配線用図記号」で示す「一般形」である。
5.  ジョイントボックスを経由する電線は、すべて接続箇所を設けている。
6.  3路スイッチの記号「0」の端子には、電源側又は負荷側の電線を結線する。
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この過去問の解説 (3件)

01

答えは「3」となります。


引込口の開閉器の省略ができる定義として、定格電流が15A以下となっている過電流遮断機に接続している屋内配線などは、径間が 15m 以下までとなっています。

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02

正解は 3 になります。

屋側配線又は屋外配線には、専用の開閉器及び過電流遮断器が必要ですが、屋内電路用の過電流遮断器の定格電流が15〔A〕(配線用遮断器にあっては20〔A〕)以下のとき、開閉器及び過電流遮断器を屋内用のものと兼用できます。

①引込開閉器(過電流遮断器)は、電路の長さが15〔m〕以下のとき
②開閉器(過電流遮断器)は、ℓが8〔m〕以下のとき

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03

低圧屋内電路は、なるべく引込口に近い場所に開閉器を付けるように定められています。
ただし例外として、他の屋内電路からの分岐で、なおかつ20A以下の配線用遮断器で保護されている場合、長さ15m以下であれば、開閉器を省略できます。
したがって、「3」が正解となります。

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