第二種電気工事士の過去問
平成31年度上期
配線図 問32

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問題

第二種 電気工事士試験 平成31年度上期 配線図 問32 (訂正依頼・報告はこちら)

図は、木造3階建住宅の配線図である。この図に関する次の各問いには4通りの答えが書いてある。それぞれの問いに対して、答えを1つ選びなさい。
配線図

【注意1】屋内配線の工事は、特記のある場合を除き600Vビニル絶縁ビニルシースケーブル平形(VVF)を用いたケーブル工事である。
【注意2】屋内配線等の電線の本数、電線の太さ、その他、問いに直接関係のない部分等は省略又は簡略化してある。
【注意3】漏電遮断器は、定格感度電流30mA、動作時間0.1秒以内のものを使用している。
【注意4】選択肢(答え)の写真にあるコンセント及び点滅器は、「JIS C 0303:2000 構内電気設備の配線用図記号」で示す「一般形」である。
【注意5】ジョイントボックスを経由する電線は、すべて接続箇所を設けている。
【注意6】3路スイッチの記号「0」の端子には、電源側又は負荷側の電線を結線する。

②で示す部分の電路と大地間の絶縁抵抗として、許容される最小値[MΩ]は。
  • 0.1
  • 0.2
  • 0.4
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この過去問の解説 (3件)

01

絶縁抵抗に関する問題です。

配線図において、引込線の表記に注目すると単相3線式100V/200Vであることがわかります。このとき、絶縁抵抗値は0.1MΩ以上でなければなりません。ゆえに、正解は1番となります。

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02

1:○
2:×
3:×
4:×

正解は1です。
②で示す電路に 1φ3W 100/200V と表示があります。
これは単相3線式 100/200Vを示しています。
したがって、この場合に必要な絶縁抵抗値は0.1MΩ以上となります。

参考になった数14

03

正解は1です。

この問題は出題科目「一般用電気工作物の検査方法」からの出題です。

この問題では下記の知識を求められています。

<必要知識>

◯低圧電路の絶縁抵抗値を暗記している。

電気設備技術基準には低圧電路の絶縁抵抗値が規定されています。

電路の使用電圧ごとの絶縁抵抗値は下記になります。

・使用電圧が300[V]以下で対地電圧が150[V]以下なら

 絶縁抵抗値は0.1[MΩ]以上

・使用電圧が300[V]以下で対地電圧が150[V]より大きい場合の

 絶縁抵抗値は0.2[MΩ]以上

・使用電圧が300[V]より大きい場合の絶縁抵抗値は0.4[MΩ]以上

それでは上記の必要知識を使って問題を解いていきます。

図面②は単相3線式100/200Vの電路で使用電圧は300V以下、対地電圧が150V以下になりその絶縁抵抗値は0.1[MΩ]以上です。

よって最小の絶縁抵抗値は0.1[MΩ]になります。

解答1は最小の絶縁抵抗値が0.1[MΩ]のため正解です。

解答2は最小の絶縁抵抗値が0.2[MΩ]のため不正解です。

解答3は最小の絶縁抵抗値が0.4[MΩ]のため不正解です。

解答4は最小の絶縁抵抗値が1[MΩ]のため不正解です。

よって正解は1になります。

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