第二種電気工事士の過去問
令和4年度下期 午前
配線図 問3

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問題

第二種 電気工事士試験 令和4年度下期 午前 配線図 問3 (訂正依頼・報告はこちら)

図は、木造1階建住宅の配線図である。この図に関する次の問いに対して、答えを1つ選びなさい。

【注意1.】屋内配線の工事は、特記のある場合を除きビニル絶縁ビニルシースケーブル平形600V(VVF)を用いたケーブル工事である。
【注意2.】屋内配線等の電線の本数、電線の太さ、その他、問いに直接関係のない部分等は省略又は簡略化してある。
【注意3.】漏電遮断器は、定格感度電流30mA、動作時間0.1秒以内のものを使用している。
【注意4.】選択肢(答え)の写真にあるコンセント及び点滅器は、「JIS C 0303:2000構内電気設備の配線用図記号」で示す「一般形」である。
【注意5.】分電盤の外箱は合成樹脂製である。
【注意6.】ジョイントボックスを経由する電線は、すべて接続箇所を設けている。
【注意7.】3路スイッチの記号「0」の端子には、電源側又は負荷側の電線を結線する。

③で示す引込口開閉器が省略できる場合の、住宅と車庫との間の電路の長さの最大値[m]は。
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この過去問の解説 (3件)

01

母屋から屋外の車庫へ電路を延長するときに、開閉器を設置する必要があります。

例外として、母屋に20 A以下の配線用遮断器が設置され、母屋から車庫までの距離が15 m以下であれば、開閉器を省略ができます。

選択肢1. 5

×

誤りです。開閉器を省略できる長さが15 mで、最大値が15 mなので、5 mは最大値ではありません。

選択肢2. 10

×

誤りです。開閉器を省略できる長さが15 mで、最大値が15mなので、10 mは最大値ではありません。

選択肢3. 15

正解です。開閉器を省略できる長さが15 mで、最大値が15mです。なお、母屋に設置される配線用遮断器は、車庫のコンセントから母屋のコンセントの電路になりますが、配線用遮断器(j)は、100V,20Aになっています。

選択肢4. 20

×

誤りです。開閉器を省略できる長さが15 mなので、20 mでは開閉器の省略はできません。

まとめ

<参考>

この問題に関する「電技技術解釈」第147条(低圧屋内電路の引込口における開閉器の施設)に、次のように規定されています。

【 低圧屋内電路には、引込口に近い箇所であって、容易に開閉することができる箇所に開閉器を施設すること。ただし、次の各号に該当する場合は、開閉器は省略できる。

(1) 低圧屋内電路の使用電圧が300V以下であって、他の屋内電路(定格電流が15A以下の過電流遮断器又は定格電流が15Aを超え20A以下の配線用遮断器で保護されているものに限る。)に接続する長さ15m以下の電路から電気の供給を受ける場合

(2) 低圧屋内電路に接続する電源側の電路に、当該低圧屋内電路に専用の開閉器を、これと同一の構内であって容易に開閉することができる箇所に施設する場合 】

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02

引き込み口開閉器を省略できる条件は

・使用電圧 300V以下

・20A 配線用遮断器で電路を保護

・屋外配線長が15m以下

です。本問では本問では配線の長さについて問われています。

選択肢1. 5

誤りです。

選択肢2. 10

誤りです。

選択肢3. 15

正解です。

選択肢4. 20

誤りです。

参考になった数2

03

良く出題されるので、しっかり覚えましょう。

選択肢1. 5

誤りです。

選択肢2. 10

誤りです。

選択肢3. 15

「引込口開閉器が省略できる場合の距離」は、15m以下 正解

選択肢4. 20

誤りです。

参考になった数2