あん摩マッサージ指圧師の過去問
第24回(2016年)
午前 問19

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問題

あん摩マッサージ指圧師国家試験 第24回(2016年) 午前 問19 (訂正依頼・報告はこちら)

足の内反に関与するのはどれか。
  • 第三腓骨筋
  • 前脛骨筋
  • 長指伸筋
  • 腓腹筋

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この過去問の解説 (3件)

01

足を内反させる筋肉は、

前脛骨筋、後脛骨筋、長母指屈筋、長趾屈筋

があります。

筋肉の作用は、起始停止をシッカリ覚えれば、イメージが湧きます。

選択肢1. 第三腓骨筋

第三腓骨筋は腓骨内側面と、下腿骨間膜から、第五中足骨底に付きます。

作用は、足の背屈と外反になります。

選択肢2. 前脛骨筋

前脛骨筋は、脛骨外側面と下腿骨間膜から、内側楔状骨と第一中足骨底に付きます。

作用は、足の背屈と、内反となり、正解です。

選択肢3. 長指伸筋

長趾伸筋は、腓骨内側面と脛骨外側顆と下腿骨間膜から、第二~五指の趾背腱膜に付きます。

作用は、第二~五指の伸展と、足の背屈と外反になります。

選択肢4. 腓腹筋

腓腹筋は、内側上顆と外側上顆から踵骨隆起に付きます。

作用は、膝関節の屈曲と足関節の底屈になります。

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02

足の内反に関与する筋は前脛骨筋です。
それ以外に内反に関与する筋には
後脛骨筋、長母指屈筋、長趾屈筋、前脛骨筋などがあります。

設問の筋の作用は以下の通りです。

1.第三腓骨筋:足関節の外反、背屈

2.前脛骨筋:足関節の背屈、内反

3.長指伸筋:第2~5指の伸展、足関節の背屈

4.腓腹筋:足関節の底屈、膝関節の屈曲

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03

足の内反の作用筋には、前脛骨筋、後脛骨筋、長拇指屈筋、長指屈筋があります。

1.第三腓骨筋は足の背屈、回内、外反の作用筋です。
3.長趾伸筋は足の背屈、回内、外反の作用筋です。
4.腓腹筋は足の底屈、膝の屈曲の作用筋です。

複雑な足関節を再度確認してみましょう。
試験では各関節名とそれに関連する作用筋を問われる可能性があります。
例えば距腿関節などがあります。

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