あん摩マッサージ指圧師の過去問
第24回(2016年)
午後 問26

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問題

あん摩マッサージ指圧師国家試験 第24回(2016年) 午後 問26 (訂正依頼・報告はこちら)

五臓と症状の組合せで最も適切なのはどれか。
  • 肝 ----- 多言
  • 肺 ----- 曖気
  • 腎 ----- 喘鳴
  • 脾 ----- 吃逆

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は「腎 ----- 喘鳴」です。

選択肢1. 肝 ----- 多言

多言は心が主に関連する症状です。

選択肢2. 肺 ----- 曖気

曖気、吃逆などゲップと言われる症状は肝が主に関連する症状です。

選択肢3. 腎 ----- 喘鳴

喘鳴は腎気が主に関連する症状です。

選択肢4. 脾 ----- 吃逆

曖気、吃逆などゲップと言われる症状は肝が主に関連する症状です。

まとめ

但し各症状につき1つの五臓という単純な分類ではありません。

症状の流れを追跡しつつ五臓六腑の関連性を考えていきましょう。

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02

五臓はそれぞれ機能しながら互いに関連し合っています。

選択肢1. 肝 ----- 多言

肝に関連する症状は、

目や筋肉などにあらわれやすいとされています。

多言は心に関連した症状です。

選択肢2. 肺 ----- 曖気

肺に関連する症状は、

鼻や皮膚などにあらわれやすいとされています。

噯気は、脾や肝に関連した症状です。

選択肢3. 腎 ----- 喘鳴

腎に関連した症状は、

耳や骨などに現れやすいとされています。

喘鳴は腎や脾に関連した症状でもありますので、

これが正解となります。

選択肢4. 脾 ----- 吃逆

脾に関連した症状は、

食欲不振や下痢といった消化器症状などがあります。

吃逆は肝や胃に関連した症状です。

まとめ

五臓それぞれの機能についても確認しておきましょう。

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03

正解は「腎 ----- 喘鳴」です。

選択肢1. 肝 ----- 多言

多言は五臓の『心』の症状で誤りです。

選択肢2. 肺 ----- 曖気

曖気(げっぷ)は胃気上逆で現れるとされ、五臓の『肝』の症状となり誤りです。

選択肢3. 腎 ----- 喘鳴

喘鳴(ぜんめい)は五臓の『腎』が気虚となった時に起こる症状で正答となります。

喘鳴は肺でも現れるので間違えないようにしましょう。

選択肢4. 脾 ----- 吃逆

吃逆(しゃっくり)は胃気上逆で現れ、五臓の『肝』の症状となり、誤りとなります。

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