あん摩マッサージ指圧師の過去問
第24回(2016年)
午後 問27

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問題

あん摩マッサージ指圧師国家試験 第24回(2016年) 午後 問27 (訂正依頼・報告はこちら)

切経で虚の所見はどれか。
  • 硬結
  • 不仁
  • 緊張
  • 拒按

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この過去問の解説 (3件)

01

切経は触れる事で経脈の異常を察知する診断方法です。

1『硬結』は、塊様のものが触れ、按圧して痛みが現れる【実証】です。

2『不仁』は、下腹部に力がなく、触れた部位が陥没していく状態で、【虚証】です。

3『緊張』は、皮膚に引きつりが現れ過剰反応が見られる【実証】です。

4『拒按』は、触れた部分に違和感や痛みが増し、抵抗が出る状態で【実証】です。 

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02

切経とは、経穴と経絡の反応をみて診察することです。

選択肢1. 硬結

硬結は、皮下結合組織や筋などに存在する、

触知できる限局した形を持つ硬い部位のことで、

実の所見となります。

選択肢2. 不仁

不仁は、知覚麻痺のことで、

虚の所見となりますので、これが正解となります。

選択肢3. 緊張

緊張は、筋肉が収縮、

あるいは皮膚に張りがある状態で、

実の所見です。

選択肢4. 拒按

拒按とは、痛みがある部位を押すと痛みが増し、

触れるのを嫌がる状態で、実の所見です。

まとめ

切経の所見も虚実で分類されています。

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03

硬結、緊張、拒按は実証、不仁は虚証を表しています。

2.不仁は下腹部が無力状態で、切経で部位が陥没しやすい状態です。
4.拒按は切経で疼痛部位の痛みが増強します。

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