あん摩マッサージ指圧師の過去問
第24回(2016年)
午後 問31

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

問題

あん摩マッサージ指圧師国家試験 第24回(2016年) 午後 問31 (訂正依頼・報告はこちら)

長指伸筋腱外側にある原穴が所属するのはどれか。
  • 膀胱経
  • 腎経
  • 胆経
  • 脾経

次の問題へ

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (3件)

01

正解は「胆経」です。

選択肢1. 膀胱経

膀胱は下腿後面を通って外果の後方から第5指外側を通り、原穴『京骨』は小指外転筋上に存在します。

選択肢2. 腎経

腎経は下腿は後内側を上がり、原穴である『太谿』は長指屈筋(腱)、アキレス腱上に存在します。

選択肢3. 胆経

胆経は下腿は腓骨の前を下り足背をめぐり、原穴である『丘墟』は長指伸筋腱外側の陥凹部に存在しますので、正答となります。

選択肢4. 脾経

脾経は下腿は脛骨後縁にそって内側を上り、原穴である『太白』は母指外転筋(腱)・短母指屈筋(内側頭)上に存在します。

まとめ

経脈の走行と筋の配置をしっかり関連付けましょう。

参考になった数1

02

長指伸筋腱は、長指伸筋から移行する腱で、

第2〜5趾に付着しています。

また、原穴は、 元気(原気)が多く集まるところです。

選択肢1. 膀胱経

膀胱経の原穴は、京骨です。

京骨は、足外側、

第5中足骨粗面の遠位、赤白肉際にとります。

選択肢2. 腎経

腎経の原穴は、太渓です。

太渓は、足関節後内側で、

内果尖とアキレス腱の間の陥凹部にとります。

選択肢3. 胆経

胆経の原穴は、丘墟です。

丘墟は、足関節前外側、

長指伸筋腱外側の陥凹部で、

外果尖の前下方にとりますので、

これが正解となります。

選択肢4. 脾経

脾経の原穴は、太白です。

太白は、足の内側、

第1中足指節関節の近位陥凹部で、

赤白肉際にとります。

まとめ

経穴と解剖を関連させて把握していきましょう。

参考になった数0

03

正解は「胆経」です。

選択肢1. 膀胱経

膀胱経の原穴である京骨は短腓骨筋腱が支配しています。

選択肢2. 腎経

腎経の原穴である太谿はアキレス腱、後脛骨筋腱、長趾屈筋腱が支配しています。

選択肢3. 胆経

胆経の原穴である丘墟は伸筋支帯(長趾伸筋腱、長母趾伸筋腱、第3腓骨筋腱が通る)が支配しています。

選択肢4. 脾経

経の原穴である太白は母趾外転筋が支配しています。

参考になった数0