あん摩マッサージ指圧師の過去問
第24回(2016年)
午後 問58

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問題

あん摩マッサージ指圧師国家試験 第24回(2016年) 午後 問58 (訂正依頼・報告はこちら)

五労とその影響を受けやすい臓の募穴との組合せで正しいのはどれか。
  • 久しく視る ----- 期門
  • 久しく坐す ----- 中府
  • 久しく立つ ----- 京門
  • 久しく行く ----- 巨厥

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この過去問の解説 (3件)

01

五行色体表及び五要穴を確認して見ましょう。

五労と五臓の組み合わせは、

肝ー久行、心ー久視、脾ー久坐、肺ー久臥、腎ー久立です。

募穴は肝ー期門、心ー巨闕、脾ー章門、肺ー中府、腎ー京門です。

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02

1 久しく視る ----- 期門

久しく視れば、【心】やぶる ― 期門は【肝】の募穴です。

2 久しく坐す ----- 中府

久しく坐すれば、【脾】やぶる ― 中府は【肺】の募穴です。

3 久しく立つ ----- 京門

久しく立てば、【腎】やぶる ― 京門は【腎】の募穴であり、正答となります。

4 久しく行く ----- 巨厥

久しく行けば、【肝】やぶる ― 巨厥は【心】の募穴です。

五労と募穴はしっかり覚えておきましょう。

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03

五労とは、疲労の原因となるものをいいます。

選択肢1. 久しく視る ----- 期門

久しく視る、とは、

目を長時間酷使することで、

心に影響を及ぼします。

心経の募穴は、巨闕です。

期門は、肝経の募穴です。

選択肢2. 久しく坐す ----- 中府

久しく坐す、とは、座り続けることで、

脾に影響を及ぼします。

脾経の募穴は、章門です。

中府は、肺経の募穴です。

選択肢3. 久しく立つ ----- 京門

久しく立つ、とは、ずっと立ったままでいることで、

腎に影響を及ぼします。

腎経の募穴は、京門ですので、

これが正解であると考えられます。

選択肢4. 久しく行く ----- 巨厥

久しく行く、とは、歩き続けること、動き続けることで、

肝に影響を及ぼします。

肝経の募穴は、期門です。

巨厥は心経の募穴です。

まとめ

五行式体表も確認しておきましょう。

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