あん摩マッサージ指圧師の過去問
第25回(2017年)
午前 問1

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

問題

あん摩マッサージ指圧師国家試験 第25回(2017年) 午前 問1 (訂正依頼・報告はこちら)

我が国の公的医療保険制度について正しいのはどれか。
  • 国民皆保険制度は昭和時代に始まった。
  • 医療給付は現金給付方式が原則である。
  • 75歳以上の高齢者は3割負担である。
  • 近年の国民医療費は減少傾向にある。

次の問題へ

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (3件)

01

1 . 国民皆保険は医療保険を国民を100%加入をさせるという目的で、1948年(昭和23年)ごろから発足し、1961年(昭和36年)に達成となっており、正答となります。

2 . 医療給付は【現物給付】と【療養費払い(償還払い)】がありますが、現物給付が原則です。

3 . 75歳以上の高齢者は後期高齢者医療制度により、【1割負担】です。
ただし、現役並み所得者に関しては【3割負担】となります。

4 . 近年の国民医療費は増加傾向にあり、2018年度の医療費は42兆円を超え、社会問題となっています。

参考になった数1

02

1 戦後、憲法の25条(社会保障・社会福祉の向上及び増進)に基づいて、1961年に国民皆保険、国民皆年金が達成されました。

2 医療給付は「現物給付方式」が原則です。

3 75歳以上の一般的な高齢者は1割負担です。ただし高所得者の高齢者は3割負担になります。

4 近年の国民医療費は増加傾向にあり、社会問題となっています。
2013年(平成25年)で39兆円、2014年(平成26年)で40兆円を超えました。
参照:厚生労働省 平成28年度 国民医療費の概況
https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/k-iryohi/16/dl/kekka.pdf

参考になった数1

03

後期高齢者医療制度は2022年に変更がありました。

選択肢1. 国民皆保険制度は昭和時代に始まった。

1961年=昭和36年に始まりました。

選択肢2. 医療給付は現金給付方式が原則である。

医療給付は医療そのものを給付する「現物給付」が原則です。

選択肢3. 75歳以上の高齢者は3割負担である。

75歳以上の高齢者は後期高齢者医療制度により所得に応じて1~3割負担になります。

選択肢4. 近年の国民医療費は減少傾向にある。

令和2年度の国民医療費は前年度比で3.2%の減少となっていますが令和元年度まではずっと増加しています。

参考になった数0