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あん摩マッサージ指圧師の過去問 第25回(2017年) 午前 問10

問題

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コホート研究について正しいのはどれか。
   1 .
がんは対象にならない。
   2 .
集団を対象にはできない。
   3 .
相対危険度を求められる。
   4 .
症例対照研究のことである。
( あん摩マッサージ指圧師国家試験 第25回(2017年) 午前 問10 )
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この過去問の解説 (3件)

1
コホート研究は、要因暴露の有無と疾患発生の有無を調べる、前向きの研究です。
因果関係の判定はしやすいですが、時間がかかるという特徴があります。

1 . がんは対象にならない。
コホート研究では喫煙者・非喫煙者を対象に10年観察し、肺がんとの発生率を比較する研究対象です。

2 . 集団を対象にはできない。
コホート研究の対象は集団(グループ)に対しての調査となります。

3 . 相対危険度を求められる。
コホート研究は相対的な危険度を求められるので正答です。

4 . 症例対照研究のことである。
症例対照研究は【後ろ向き調査】とも呼ばれています。
「症例のグループ」と「対照となるグループ」の2グループの間で要因と暴露状況の割合を比較していくものです。
思い込みなどバイアスの影響も受けやすいとされています。

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0

「コホート研究」はある病気の原因と思われる要因を持った人と持たない人を長期的に追いかけて実際に病気になった率が高いかどうかをみる研究です。前向きの研究ともいわれます。

選択肢1. がんは対象にならない。

病気の種類はあまり関係ありません。

選択肢2. 集団を対象にはできない。

集団で見ないと意味がありません。

選択肢3. 相対危険度を求められる。

コホート研究はこれを調べるために行います。

選択肢4. 症例対照研究のことである。

コホート研究の逆の方法です。ある病気になった人となっていない人の違いは何かを過去に遡って比較する方法です。

0
コホート研究とは、分析疫学の手法の一つです。
まず、研究対象の疾患が起こる可能性がある要因・特性を想定します。
その要因・特性をもつ対象集団(暴露群)と持たない対象集団(非暴露群)に分け、一定期間追跡研究して疾病の発生率を比較する手法です。
集団を将来に向けて追跡調査をするので「前向き調査」「追跡調査」とも呼ばれます。

1. 発がん因子や発がん要因を特定するためにコホート研究は積極的に行われています。

2. コホート研究は集団に対しての追跡調査です。

4. 症例対照研究はコホート研究とは逆向きの分析疫学になります。
すでに疾病が発生した対象が、ある要因に暴露された割合を比較研究するものであり、「後ろ向き調査」とも呼ばれます。

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