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あん摩マッサージ指圧師の過去問 第25回(2017年) 午前 問19

問題

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門脈−体循環吻合に関与するのはどれか。
   1 .
肝静脈
   2 .
腎静脈
   3 .
臍傍静脈
   4 .
上行腰静脈
( あん摩マッサージ指圧師国家試験 第25回(2017年) 午前 問19 )
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この過去問の解説 (3件)

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「門脈」は主に消化器系の臓器を通った血液を、肝臓で様々な処理をするために集まった静脈です。

肝臓に異常があると門脈で入ってきた血液の処理が間に合わなくなります。

そのため肝臓を通らずに周りへ血液が流れるう回路が働くようになります。→「門脈−体循環吻合

食道静脈叢・直腸静脈叢・臍傍静脈があります。

まとめ

この状態が続くと食道静脈叢では食道静脈瘤・直腸静脈叢では痔・臍傍静脈はおへそ周りの静脈の怒張が現れる様になります。

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門脈とは動脈→毛細血管→静脈の流れでなく動脈→静脈①→毛細血管→静脈②のような連絡する場合①の静脈が門脈と呼ばれます。
主に脾静脈・上腸間膜静脈・下腸間膜静脈が吻合して出来た特別な静脈です。
肝門脈とよばれ、肝臓へ導かれています。

門脈-体循環吻合は【門脈系】と【体循環系】に属する血管がお互いに連絡されているものを言います。
一般的に門脈の側副路と考えられているものであると考えられます。

1 . 肝静脈
肝静脈は体循環に属する静脈です。
肝臓は固有肝動脈で栄養され、栄養したものが肝静脈を通って下大静脈へ流れます。

2 . 腎静脈
腎静脈は下大静脈へ注ぎ込まれます。

3 . 臍傍静脈
臍傍静脈は肝臓の下面と臍を結ぶ静脈で、門脈の側副路に属し正答となります。
門脈の側副路
 ・胃の静脈を経て食道静脈・奇静脈を経て下大静脈へ注ぎます。
 ・直腸の静脈を経て、直腸下部の静脈をへて、内腸骨静脈から総腸骨静脈を通り、下大静脈へ注ぎます。

4 . 上行腰静脈
上行腰静脈は下大静脈に注ぎます。

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門脈とは特殊な静脈で脾静脈、上腸間膜静脈、下腸間膜静脈が吻合しできたものです。
門脈は肝臓における機能血管とも呼ばれ、肝臓内での解毒作業や栄養の代謝調節、胆汁の生産などに関わります。
このような、門脈に注ぐ循環系のことを門脈系、門脈循環といいます。

門脈へ吻合する機能的に意味を持たない細い静脈が側副循環路として3つ存在します。
 ①胃の静脈を経て、食道下部の静脈叢に流れ込み、食道静脈から奇静脈を経て上大静脈に注ぎ込む吻合
 ②直腸の静脈を経て、直腸下部の静脈叢に流れ込む、内腸骨静脈から総腸骨静脈をへて下大静脈に注ぎ込む吻合
 ③肝臓の下部と臍を結ぶ臍傍静脈を経て臍周囲の皮静脈に流れ込む大静脈注ぎ込む吻合

「体循環系」とは心臓の左心室から送られた血液が大動脈に流れ、身体各所の毛細血管を経た後に大静脈を経て右心房に流れ込む循環のことを言います。(対義として肺循環)


1. 肝静脈は肝臓から出て下大静脈に流れ込むので、門脈とは直接関りません。

3. 腎静脈は下大静脈に流れ込み門脈とは関りません。

4. 上行腰静脈は下大静脈に流れ込み門脈とは関りません。

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